■ 日曜日の昼、松本城の梅を観てからカフェ マトカに立ち寄った。居心地のいい手造りカフェはお客さんでいっぱいで、辛うじてカウンターの端の席につくことができた。
小さな箪笥が書棚代わりに置かれていて本が何冊か並べてある。川上弘美、村上春樹、池澤夏樹、沢木耕太郎・・・。私が読む作家の本もあるが、須賀敦子は未読。『ヴェネツィアの宿』を取り出して表題作を少しだけ読んでみた。衒いのない淡々とした文章に惹かれた。この春は須賀さんの随筆を少し読んでみようと思う。
路上観察 松本城 100314
白漆喰と黒漆の組み合わせ、シックなデザインの松本城
瓦、たるき、突き上げ窓、持ち出し腕木・・・
松本城には繰り返しの美学がいっぱい