■ 朝5時からのNHKラジオの「ラジオあさいちばん」という番組の「健康ライフ」というコーナーで松本大学大学院教授 廣田さんの「信濃の国から 食と健康を考える」が先週再放送されました。長野県の食文化に関する興味深い話でした。
長野は男女とも長寿日本一の県になりましたが、廣田さんの話はこのことにも及びました。なぜ長野が日本一の長寿県になったのか・・・。このことについてはいくつかのことが指摘されています。廣田さんは野菜の摂取量の多さを挙げていました。なんでも長野県は野菜の摂取量も日本一なんだそうです。キーワードは「せんぜ畑」←クリック。長野県では家の周りに畑があって、そこで自家用の野菜を作ることが多いそうなんです。
せんぜ畑は我が家にもあって、お袋が元気な頃はいろんな野菜を作っていました。トマト、ナス、ピーマン、キュウリ、トウモロコシ、ジャガイモ、ニンジン・・・。
採れたての野菜がいつも食卓にある。これって当たり前のことだと思っていましたが、実は結構恵まれていたわけです。野菜に多く含まれているカリウムには体内のナトリウム(塩分)を排出するはたらきがありますから、高血圧の予防効果もあるんですね。
食物がヒトの体をつくるということを考えると、新鮮な野菜を多く摂ることが長寿につながるということも頷けます。
長寿の要因として他には職に就いているお年寄りが多いことや公民館活動が活発なことなども挙げられています。私は更にいつまでもときめいていることも加えておきます。もっとも、このことについても多くの指摘がありますが・・・。
Y君撮影 130823
こんなことがときどきあると、長生きできるかもしれません(笑)。