■ 早10月。9月の読了本はこの3冊。
『きことわ』 朝吹真理子/新潮文庫
これは、私の鈍い感性ではとうてい味わうことができない小説だった。**縺れる記憶、混ざる時間、交錯する夢と現。そうして境は消え、果てに言葉が解けだす――。やわらかな文章で紡がれる、曖昧で、しかし強かな世界のかたち。小説の愉悦に満ちた、芥川受賞作。**(カバー裏面の紹介文より引用)
『あのとき始まったことのすべて』 中村 航/角川文庫
現代の若者恋愛事情、ということでもないか。この小説を味わうには年を取りすぎた、ということか・・・。
『子供の「脳」は肌にある』 山口 創/光文社新書
**「なでなで」が思いやりを育て、脳を育む**乳幼児(だけとは限らないが)にスキンシップがいかに大切かを説いた本。