■ 本を読むことは食事することと同様に生活の基本的な営みであって趣味といえるのかどうか。
2月の読了本は以下の5冊。内、景観関連本が3冊。
『吉田松陰』桐原健真/ちくま新書
『日本の風景・西欧の景観』オギュスタン・ベルク/講談社現代新書
『駅をデザインする』赤瀬達三/ちくま新書
『日本の景観』樋口忠彦/春秋社
『まとまりの景観デザイン』小浦久子/学芸出版社
景観論、風景論は幅が広くかつ奥が深いということが例えば『日本の風景・西欧の景観』から分かる。空間認識、風景認識は日本と西欧とではやはり違っていて、そのことが絵画や庭園の構成にも表れている。
『吉田松陰』 **日本に生まれながら、日本が日本である根拠を知らなければ、どうして生きていけようか**(81頁)という松陰の反省、このことに尽きるような気がする。
『駅をデザインする』 この国と欧米の駅の空間構成やサインの違い、そもそもデザインに対する認識の違いは一体何に因るのか・・・。
本も読みたいし、エリアを県外にも広げて火の見櫓巡りもしたい。風景スケッチもしたい。美女対談もしたいし、ひとり寂しく旅もしたい・・・。
中年、もとい、初老おじや、ノン、初老おやじのすることはいっぱいあるぞ。 アルコール効果が出て来たのでこの辺でやめておく。