透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

528 松本市和田の火の見櫓

2015-03-23 | A 火の見櫓っておもしろい


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 松本市和田の西善寺の涅槃図が公開されていることを新聞記事で知り、最終日(22日)に見に行って来た。縦4.7メートル、横5.4メートルもある大きなもので、中央に入滅した釈迦、その周りに多くの弟子たち、下の方にさまざまな動物たちが描かれていた。動物の中には狛犬ではないかと思わせる、動物も一対描かれていた。

寺のすぐ近くでこの火の見櫓に遭遇した。櫓の中央部分に表面がつるりんちょな半鐘とサイレンを設置してある。
櫓の下半分のデザインは火の見櫓そのもの。リング式ターンバックル付きのブレース、それと脚元も火の見櫓だ。

上半分はかなり細い櫓で柱材を水平部材で繋ぐ構造。そして櫓のてっぺんにふたつのスピーカーを設置してある。







ユニークな姿・形の火の見櫓だ。

火の見櫓の後継として立てる防災無線柱も、1本柱では味気ない。このような火の見櫓とのミックスタイプのデザインならいいのに・・・。