『銀の匙』は灘中・灘高の伝説教師、橋本 武氏が3年間かけてじっくり読み解く指導法を実践したことで知られている。
自室の書棚にあったので読むことにした。岩波文庫は久しぶりだ。2003年頃買い求めたようだが、読んだという記憶が無い。あるいは買ったきり読まなかったのかもしれない。
カバー折り返しの紹介文を載せておく。**なかなか開かなかった古い茶箪笥の抽匣から見つけた銀の匙。伯母さんの限りない愛情に包まれて過ごした少年時代の思い出を、中勘助(1885~1965)が自伝風に綴ったこの作品は、子ども自身の感情世界が素直に描きだされている。**
休日にじっくり読みたいところだが、このところ何かと用事があってまとまった時間を読書に充てることができない・・・。
解説を和辻哲郎が書いている。