透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

藪原宿にぎわい広場 笑ん館

2015-11-14 | A あれこれ



 中山道の宿場だった薮原(木曽郡木祖村)に昨年(2014年)12月にオープンした「藪原宿 にぎわい広場 笑ん館」に立ち寄った。  




君たちという意味の方言「わらんか」と「笑い」とから「笑ん館」という名称が付けられたそうだ。「人が集まって笑ってもらえる施設に」との願いが込められているという。

空間構成も、簡素な仕上げ()もなかなか魅力的だった。休日には地元の人たちや中山道を歩く観光客で賑わっているのだろう・・・。

 1階集会スペース 床:鉄平石とコンクリート平板ブロックを組み合わせた、なるほど!な仕上げ   
               壁:ラワン合板
                 天井:OSB合板


 




581 須原駅の火の見櫓

2015-11-14 | A 火の見櫓っておもしろい


581 木曽郡大桑村 JR須原駅の構内 




消火ホース乾燥塔+火の見櫓+防災行政無線塔、かな・・・。屋根の上の小屋にはモーターサイレンが納められていると思われるが・・・、この半鐘をまだ叩いているのかな?

半鐘を吊り下げてある腕木の鋼材は柱材に溶接接合してあるのかな? 半鐘はかなりの重量だから(具体的にはどのくらいだろう・・・)、片持ちだと根元の接合部にかなりの負担がかかる。溶接だと野ざらし状態では錆びてダメになってしまうような気がする。接合部を確認しなかった・・・。機会があればもう一度観察したい。



柱はレール型の鋼材。レールの転用かどうかは分からない。火の見櫓が駅の構内に立っていて、柱材がレールの転用だとすると、そこには明快なストーリーが浮かぶが・・・。



現在ごみステーションとして使われているがもともとは消防車車庫だったことを示す館名板が撤去されずに残っている。