透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

「古事記」

2015-11-25 | A 読書日記

 21世紀少年少女古典文学館1 『古事記』 橋本治/講談社 をまた読み始めた。



**日本にまだ固有の文字がなかった八世紀初頭に成立した『古事記』は、漢字の音と訓を利用して、神話や古くからの言い伝えを書き表した日本最古の書物である。国の成り立ちを説いた歴史の書にとどまらず、古代の人々の想像力にみちた豊かな文学性を感じさせる。
とりわけここに収めた「上の巻」には、イザナキ・イザナミの国産み、天の岩屋戸、スサノオの八俣の大蛇(おろち)退治など、日本神話としてなじみ深い話の数々が、飾り気なく力強く描かれている。ここには、日本人の心と行動すべての原初の姿を見つけることができる。**(カバー裏面の紹介文)

太安万侶、稗田阿礼、高天原、葦原の中つ国、黄泉の国・・・。キーワードをメモしながら読み進む。

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