1402 松本市梓川梓 4柱無4型 正面梯子背面・側面ブレース囲い 撮影日2022.11.12
■ このところやぐら友だちがSNSに載せている火の見櫓の追っかけをしている。この火の見櫓も、それから火の見梯子Aもそうだし、里山辺の木製の火の見柱もそう。
この火の見櫓の前を通過してしまった。どうもセンサーの調子がよくなかったようだ。場所が違うようだと、引き返してきて気が付いた。「あった、これだ!」。火の見櫓が電柱や住宅の外壁の色と同じような色なので分かりにくかったのだと思う(などと言い訳をする)。
火の見櫓に使われる鋼材は等辺山形鋼が多い。この火の見櫓も等辺山形鋼で組んであり、高さはおよそ4m。平面は1辺がおよそ60cmの正方形で正面を梯子にして残りの3面は斜材で構成している。
正面から見ると、思いのほか端正だ。柱に取っ手を取り付けて昇り降りに配慮している。半鐘の小屋根と木槌、それから消防信号も無いのはちょっと寂しい。
見張り台の床の様子。山形鋼が使われている。厚めの平鋼でも問題ないと思うけれど。