透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

卒業50周年の集い

2022-11-27 | C 名刺 今日の1枚


出席者のプライバシーに配慮して横フレの画像を適宜トリミングしました。壇上で開式のことばを述べるI君。

 昨日(11月26日)、松本市内のホテルで高校卒業50周年の集いが開催された。式典は開式のことばに続き、校歌斉唱で始まった。

蒼溟遠き波の涯 黒潮たぎる絶東に
たてり大和の秋津洲 光栄の歴史は三千年
そのうるはしき名を負へる 蜻蛉男児に栄えあれ

なんとも壮大な歌詞だ。5番まであるけれど昨日歌ったのは2番まで。3番以降の歌詞は時の流れと共に忘却の彼方へ・・・。


193 S君 
式典は午後の開催だったが、午前中から出かけて前日から松本入りしていたS君と松本駅のスタバで久しぶりに再会した。彼は都内の某大学で教職に就いていたが、定年退職して現在は別の大学で一般教養科目の生物を非常勤で教えているとのことだった。渡された名刺には「自然誌愛好家」とあった。


194 U君
銀行に長年勤めていた彼の名刺には某会社の顧問とあった。彼からは今年の4月に日本経済新聞の文化面に掲載された僕の記事に過分なことばを受け取っていた。式典開始を待つ間に声をかけられて挨拶をした。


195 T君
2次会で同席したT君。歯科医の彼の名刺には医療法人の名前の下に理事長とあった。直接会って話をするのはずいぶん久しぶりだった。


196 B君
彼とも2次会で同席、名刺交換した。名刺には国立研究開発法人(以下省略)、理学博士とあった。B君と話をするのは高校生の時も含めて初めてだったと思う。


197 T君
懇親会の締めで、応援団の団長だった彼の掛け声で応援歌斉唱をした。首都圏の高校で世界史を教えていたと聞いていた。何種類も名刺を持っているような様子だったが、渡された名刺にもいくつもの肩書きが記されていた。そのうちの国際政治 東西思想史研究だけ挙げておく。T君と話をするのはおそらく初めて。


司会者の話によると、式典に出席した同期生は99人とのことだった。受付で渡された名簿には100人を超える名前が載っていたが、出席が出来なかった人が何人かいたということだろう。

うれしかったのは担任だったI先生が出席されたこと。式典が始まる前に挨拶すると、僕の名前ばかりか出身地まで覚えていてくださった。90歳を超える高齢であるのに未だ矍鑠(かくしゃくってこんなに難しい漢字なんだ)として居られ、壇上での挨拶には目頭が熱くなった。

高校生の時、I先生には本当にお世話になった・・・。高校の近くに城山公園がある。その公園の桜が見ごろになった時、職員室に行って授業をやめて花見に行きましょうとお願いしたという想い出がある。一緒に職員室に行った同級生がいたのかどうか、記憶にないので分からない。その時、厳しい指導で有名だったK先生が意外にも応援してくださって、「いいじゃねえかい、先生行ってきましょ」というような言葉をかけていただいたと思う。それで城山に花見に行ったのだった。はるか昔のなつかしい想い出だ。K先生には北 杜夫の『さびしい王様』を貸していただいたこともあった。

遅くに自宅に帰って、出席者名簿に二言三言言葉を交わしただけの人も含めて話をした同期生に〇印をつけてみた。39人に印が付いた。これからも会う機会があると思われる人、昨日の会話が最後になるだろうと思われる人。人生いろいろ・・・。


 


名刺今月の1枚 188~192

2022-11-27 | C 名刺 今日の1枚

 「名刺今日の1枚」が「名刺今月の1枚」状態になっているのでまとめて掲載しておきたい。


188 MGプレスのYさん。Yさんとは初対面ではなく、既に取材を受けたことがあるが、先日久しぶりにあることで取材を受けた。その際、改めて名刺交換をした。ボツになっていなければそろそろ記事になるかと。


189 後藤和美さん(@池田町のカフェ 風のいろ)  料理研究家で料理教室をしておられる方。出版された自著を手にしていただき、写真撮影。ご自分で撮られたという料理の写真が掲載されている。実に美しい写真ばかり。やはり料理は五感で味わうもの。

280


190 カフェ 風のいろのSさん だいぶ前に名刺をお渡ししているような気がするが、改めて。


191 藤田亜紀子さん ひのみ好きな女性、SNSでは既知の方。茅野市内のお店「大麦小麦」を訪ねた。居心地の良いお店だった。気さくな方で話がはずみ、ずいぶん長居をした。御柱ポーズで1枚。2022.11.08

 


192 Hさん 何年も前からの知り合い 作品展開催の案内カードを受け取り、初日(19日)に出かけてきた(会期11月19日~27日)。心象風景を具象的なモチーフによって表現した作品。彼女と会うのは3年ぶりか。これからは游子(ゆうし)という作家名で活動するとのこと。