透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

火の見言葉 実例

2022-11-23 | A 火の見櫓っておもしろい

栃木県藤岡町
道路またぎ
 道路(公道・私道、敷地内通路)を跨いで立っている火の見櫓

長野県諏訪市四賀
水路またぎ 水路を跨いで立っている火の見櫓(実例は多くないと思われる)

長野県茅野市塚原
倉庫またぎ 消防倉庫を跨いで立っている火の見櫓 倉庫と干渉していない状態

山梨県北杜市高根町
ガッチリホールド 火の見櫓の脚部が消防倉庫を抱え込むようになっている状態(倉庫またぎの形態のひとつ、倉庫と多少干渉状態にあるものも含む)

貫通やぐら 脚が消防倉庫に貫通している火の見櫓(貫通状態を次のふたつの言葉で表現する)

長野県飯田市鼎下茶屋
ガッツリ貫通 脚が消防倉庫の屋根を貫通して倉庫内に出ている火の見櫓

長野県茅野市湖東
ぷち貫通 脚が消防倉庫の軒を貫通している火の見櫓(プチ貫通とも表記する)

東京都武蔵野市境南町
松本市寿小赤            
高さかせぎ 消防団詰所の屋上や道路より高いところに建てて高さをかせいでいる火の見櫓

長野県小海町
カンガルーポケット 櫓の1構面からバルコニーのように張り出している踊り場


 


松本市高宮中の火の見柱

2022-11-23 | A あれこれ


1404 松本市高宮中 火の見柱 撮影日2022.11.22


 サクラの古木の枝に取り囲まれるように火の見柱が立っている。まだまだ身近なところに今まで見ていない火の見櫓が立っている。ごく最近この火の見柱を火の見友だちのSNSで知り、早速見てきた。


火の見柱としては背が高い部類に入ると思う。


消防団員が立つ足場と取っ手が設置されている。半鐘とは違い、すき焼き鍋のような形の鉦(かね)を吊り下げてある。ところで鉦、今まで双盤と呼んでいた。鉦と双盤、意味に違いがあるのだろうか・・・。ネット検索すると、**双盤念仏は4つの鉦と1つの太鼓を使って行われます。**というような説明文が見つかる。鉦と双盤は同じという説明もあるし、双盤鉦という言葉も見つかる。詳しく調べればこのふたつの言葉の意味や使われ方の違いが分かるかもしれない。とりあえずこれからは鉦としたい。

ところで、新型コロナウイルス感染に関して、エアロゾル感染と空気感染とは違うと書かれていたり、同じと書かれていたりする。このふたつの用語が明確に定義されていないということなのだろうか、科学用語なのに・・・。では鉦と双盤はどうだろうか。


この火の見柱を来春、サクラの花が咲くころ再訪したい。