透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

信州ダービー

2023-05-14 | A あれこれ

 おっと、普段使っている色はAC長野パルセイロのチームカラーじゃないか。

※ ローカルな話題です。

 昨日(13日)の朝8時頃、Kさんに「祈 快勝!」と、メッセージを送った。その後のやり取りは省略する。そして夕方、試合開始の直前に「2対1かな。2は、、、」と結果予想を送った。ぼくは熱烈な山雅ファンのKさんには申し訳ないと思ったが、長野が勝つと予想していた。昨日の試合は予想通りの結果となった。

今朝、地元紙・信濃毎日新聞(信毎)はこの試合を下のような見出しで大きく報じた。サッカーJ3の松本山雅とAC長野パルセイロの試合は「信州ダービー」と呼ばれ、サッカーファンはもちろん、あまりサッカーに関心の無い人も注目する対決だ。それ故、信毎はこの記事にスポーツ面の2面の大半を割いたのだ。

 

年間パスを持っているA君Kさん夫婦は当然のごとく試合会場の長野Uスタジアムで応援し、私はNHKテレビで試合を見て応援した。試合内容は新聞の見出しの通り、AC長野完勝、松本山雅完敗だった。0対4くらいの結果でもおかしくない内容だった。山雅が随分弱いチームになっていることに昨日の試合を見た人なら誰でも気が付いただろう。両チームの力の差は歴然だ。

新聞記事も手厳しい。
**無用なファウルで与えたセットプレーから失点する試合運びは愚の骨頂と言わざると得ない。**
**このクラブを支える人たちの熱が冷めてしまえば、松本山雅には何も残らない**

松本山雅は今年もJ2昇格はまず無理。この予想が外れることを、アルウィンでぴょんぴょん跳ねながら応援したこともあるぼくは切に願う。長野パルセイロは昇格するかもしれない。この予想はたぶん当たるだろう。

*****

今日の午後、A君Kさん夫婦とカフェトークした。話題はもちろん昨日の試合。

カフェでぼくのラインのQRコードをふたりが読み取って、ラインでも繋がった。「祝!勝利」とぼくがラインできるように、「勝ちましたぁ 」とKさんからラインで知らせが届くように山雅には奮起して欲しい。

今日は涙雨。天も昨夜の山雅の不甲斐ない試合に泣いてるじゃないか。


 


「男はつらいよ」シリーズ再び

2023-05-14 | E 週末には映画を観よう

 月1,2回、週末にDVDで映画を観ているのにここ数カ月「週末には映画を観よう」に記事を書いていなかった、外ればかりで。

寅さんシリーズの全48作を観てブログに書いた。中には2、3回観た作品もあるが、また観ようと思っている。で、第1作「男はつらいよ」、第2作「続・男はつらいよ」、第3作「フーテンの寅」を続けて観た。


第1作「男はつらいよ」、20年ぶりに柴又に帰ってきた寅さん。とらやで妹のさくらやおいちゃん、おばちゃんと涙の再会。さっそく寅さんはさくらの見合いに同席する。見合いの様子を描いた部分は飛ばした。見合いの席での寅さんの振る舞いが観るに堪えないので。

上手くいかなかった見合いの直後、博が想いを寄せていたさくらにプロポーズ。ふたりは結婚して翌年に満男が生まれる。第1作は中身が濃い。

寅さんと言えばマドンナ。第1作のマドンナは御前様の娘・冬子(光本幸子)。だが、冬子には婚約者がいて・・・。ある日、寅さんは冬子と釣りに行こうと帝釈天に行き、冬子が婚約者と親しそうにしているところを見かける。茫然自失の寅さんが憐れで、観ていて悲しくなる。

マドンナ・冬子の「寅さん好き度」は★☆☆☆☆。本当は★半分だけど。


第2作「続・男はつらいよ」は寅さんの恩師・坪内逍遥じゃなかった、坪内散歩先生の娘・夏子(佐藤オリエ)がマドンナ。20年ぶりに散歩先生を訪ねた寅さん。歓待されて食べつけない料理を食べたせいか、胃けいれんを起こして救急車で病院へ。病院を抜け出して警察沙汰になり、柴又を後にする。もめ事を起こして柴又を去るというその後のシリーズのお決まりのパターンが第1作、2作で早くも出てくる。

この第2作では寅さんが生みの母親(ミヤコ蝶々)と再会するところが描かれる。旅先の京都で偶然散歩先生と夏子に会った寅さんは夏子と一緒に母親に会いに行く。母親はホテルはホテルでもラブホテルのオーナーだった。そこで親子喧嘩をするふたり。

散歩先生が亡くなって、葬式の日。寅さんは入院した病院の医師と夏子さんが恋仲であることを知ってしまう。寅さん、惨め・・・。

映画の最後で、寅さんが母親と仲良く嵐山の渡月橋を歩いていくところを新婚旅行に来ていた夏子が見かける。このあたりに山田監督の優しさが出ている。

マドンナ・夏子の「寅さん好き度」は★☆☆☆☆。優しい女性なんだけど。

3作品ともマドンナに恋仲の男性がいるという設定が同じ。


第3作「フーテンの寅」の監督は山田洋次ではなく森崎 東。監督が代われば作品の雰囲気が変わるのは当然だ。

柴又に帰ってきた寅さんに見合いの話が待っていた。見合いの相手は、仙台の焼き鳥屋にいた顔見知りの駒子だった。寅さんは駒子を元亭主と復縁させて、旅に出る。

旅先の湯の山温泉で出会った旅館の女将・志津に惚れた寅さん番頭に。旅行でこの温泉に来たおいちゃんとおばちゃんが旅館に泊まって寅さんと偶然の再会。寅さんシリーズには偶然がつきもの。

マドンナ・志津の「寅さん好き度」は☆☆☆☆☆。全作中唯一ゼロ。やはりマドンナも寅さんに好意を寄せていないと。初期の作品はあまり好きではない。