透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

消えゆく火の見櫓

2023-07-10 | A 火の見櫓っておもしろい


松本市神林 2013.06.07


2023.07.10



松本市神林 2013.06.07


2023.07.10

 しばらく前にここ、神林地区で消防団詰所と火の見櫓の解体作業中ということを知人から知らされた。松本市では本年度10基前後の火の見櫓の解体を予定している、と市民タイムスが報じた(2023.05.27)。

この火の見櫓がその内の1基かどうか分からないが、跡形も無く姿を消していた。残念ながらこれが現実。


 


火の見櫓のある風景

2023-07-10 | A 火の見櫓のある風景を描く


長野県朝日村針尾 2023.07.09



道路山水的構図で好ましいが火の見櫓の大半が消防団詰所に隠されてしまっている・・・。群れ咲く黄色い花が色彩的なアクセントになる。火の見櫓の位置を変えた。もう少し高く描いても好かったかもしれない。

写真は広角で、遠近感がかなり強調されている。


左手前の折板屋根の車置場が無ければ、この風景も好い。遠景の山も好ましい。遠くの集落をどう表現するか・・・。ここも描いてみたい。



前景が物足りない。魅力的な構図にまとめることは困難。


風景構成要素が少なく、単調。

前稿に載せた火の見櫓のスケッチをしようと、付近を歩いて好ましい構図を探した。①に決めた。

火の見櫓の7,8割が道路沿いに立っているので、どうしても構図がワンパターンになりがち。手前から奥に幾重も重なる層から成る風景も描きたい。どこかないかな・・・。


 


朝日村針尾の火の見櫓

2023-07-10 | A 火の見櫓っておもしろい


(再)長野県朝日村針尾 3柱33型複合脚(正面ロングアーチ、他2面交叉ブレース囲い)2023.07.09

 火の見櫓巡りを始めたのは2010年の5月だが、その年の9月にこの火の見櫓を見ている。まだ観察眼がなく、その時のブログはなんとなくの印象記に過ぎない。昨日(9日)改めて観察した。

櫓は上方へ直線的に逓減している。それ程太くはないが、寸胴という印象を受ける。この規模で屋根と見張り台が3角形というのは少ないと思う。


見張り台の手すりの高さが一般的なものより少し高めかもしれない。手すりの下端が外側にぷくっと膨らんでいる。このことに特に機能的な意味は見いだせない。単なるデザインか。


避雷針に付いている飾りは珍しい形だ。


この簡易な踊り場のところで梯子を切り替えていない。半鐘と共に後付けされたものと思われる。となると、踊り場という呼び名は適さない。では・・・?


複合脚(正面ロングアーチ、他2面交叉ブレース囲い)