■ 「火の見やぐら 相次ぎ撤去」 5月27日付 市民タイムスに松本市で火の見櫓の撤去が進められていること、本年度中に10基前後の解体が予定されていることなどを報じる記事が掲載された。消防団から40基以上の火の見櫓の撤去要望が寄せられていることも記事にある。
先日、市内神林地区の火の見櫓(*1)と消防団詰所(神林第13分団の詰所)が解体された。このことを記事したところ(過去ログ)、消防団詰所の解体に伴い、消防団の組織の編成変えが行われるのかどうか、を問うコメントをいただいた。
市民タイムスの記事に関して、そしてコメントに関して知りたくて松本市役所の消防防災課へ出向き、お話を伺った。この時、対応していただいた二人の職員に名刺をお渡しした。208枚目、209枚目の名刺だった。
およそ60基解体撤去が予定されていることが分かった。個々の火の見櫓の撤去費用と予算との兼合い上、どの火の見櫓を撤去するのか、まだはっきりとは決まっていないとのことだった。
また、解体された消防団詰所は建替えを計画しているとのことで、これは今までのケースと同じだ。消防団の編成については、将来的なことはともかく、現時点では編成変えの予定はないとのことだった。
消防団員の確保はどこの自治体にも共通する課題。市の職員からいただいた名刺の裏面(部分)には消防団員募集中!と記されている。
*1 1956年(昭和31年)に建設された。神林地区ではこの年の2月、同時に3基発注しているが、解体されたのはその内の1基。