透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

美麻の木造ひのみに再会してきた

2023-08-19 | A 火の見櫓っておもしろい


(再)大町市美麻新行 3柱33型片掛けブレース囲い、木造 2023.08.18

 昨日(18日)所用で大町まで出かけたが、少し時間があったので久しぶりに美麻の木造ひのみに会いに行ってきた。脚元の雑草が気になったけれど、その雄姿に変わりはなかった。


簡易な方法で丸鋼を渡し、半鐘を吊り下げている。




脚元を固定する3本の添え束。内1本には平成二十四年四月と、移設年月の刻字がある。別の束の刻字は摩耗しているが大正十五年四月再建と読める。移設前から使われていた御影石の束だ。雨ざらしの状態にもかかわらず、それ程傷んでいないように見えるがどうだろう・・・。


以前立っていた場所から撮った。印が現在立っている場所。


移設前の木造ひのみ 2011.10.08(初見:2010.05.04)


移設前の脚元の様子。右側の添え束の再建という刻字には気が付いていなかった。やはり複数回観察することが大事だ。