史跡訪問の日々

幕末維新に関わった有名無名の人生を追って、全国各地の史跡を訪ね歩いています。

和歌山 加太

2011年01月15日 | 和歌山県
(加太砲台跡)
 淡路島の由良から友ヶ島を経て加太に至るラインは、古くから大阪湾の防衛にとって要地であった。軍艦奉行勝海舟が和歌山に派遣されたのも、加太に砲台を築くためであった。維新後も加太の重要性に変わりはなく、明治二十年代から加太、友ヶ島、由良は要塞化され、第二次大戦まで使用された。


加太砲台跡 弾薬室

 大砲は撤去されているが、砲台跡、トンネル状の通路、地下の弾薬室などがほとんど往時のまま残されている。


トンネル


友ヶ島

 友ヶ島は、地ノ島(写真手前)、鬼島、沖ノ島、神島から成る。その向こうに淡路島が霞んで見える。

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