史跡訪問の日々

幕末維新に関わった有名無名の人生を追って、全国各地の史跡を訪ね歩いています。

海南

2011年01月15日 | 和歌山県
(長保寺)
 海南市の長保寺は、紀州徳川家の墓所である。朝七時に高槻の実家を出て、長保寺大門前に八時半過ぎに到着した。そこへ一人の老人が現れ、「九時になったら拝観料三百円を取られるけど、それまでに見ればタダだよ」と教えてくれた。国宝に指定されている本堂と多宝塔は、いずれも鎌倉期の建造である。本堂と多宝塔を見学したあと、紀州徳川家廟堂へ向かうと鍵がかかっていて入ることができない。結局、九時に受け付けの方が現れるまで待つことにした。しかし、九時十分まで待ったが、誰も来なかった。紀州徳川家の墓所が、普段から非公開なのか、たまたまこの日は年末で休業日だったのか、それすら分からないまま撤収することになった。紀州徳川家の墓所は、別の機会に再挑戦することにしたい。


長保寺 本堂と多宝塔

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