史跡訪問の日々

幕末維新に関わった有名無名の人生を追って、全国各地の史跡を訪ね歩いています。

日野 Ⅳ

2014年03月16日 | 東京都
(宝泉寺)
 日野駅側の宝泉寺には、新選組助勤六番隊長井上源三郎の記念碑と墓がある。


誠願元忠居士(井上源三郎墓)


井上家之墓(井上泰助の墓)

 井上家の墓に井上源三郎の甥、井上泰助が合葬されている。井上泰助は、鳥羽伏見の戦争に参加し、叔父源三郎が戦死すると、その首級と刀を持って引き上げようとしたが、あまりの重さに途中の寺院(欣浄寺といわれる)の門前に埋めたという。このとき泰助は十二歳であった。傍らの墓標によれば、泰助の法名は「泰岳宗保居士」、昭和二年(1927)二月十日、七十二歳にて死去している。


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