今日は仕事でちょっと嬉しい事があった。
詳しいことは書けないんだけど、いま開発中の装置がある。
去年、降って湧いたように企画が上がった装置。
普通の開発日程では、絶対無理なスケジュールで出てきた。
その上、明確な企画や仕様が何も無いまま、3ヶ月が過ぎた。
わが社の平均的な開発期間は2年。
市場への導入まで入れると早くて2年半と言うのが普通。
ところがこの装置は一年半の日程。
それなのに3ヶ月は、何もしないで過ぎてしまった。
いい加減、やる気があるのか?と設計で、勝手に企画して
それを営業ににぶつけたら、やっと企画みたいなものが出てきた。
それで、設計検討を始めたのが、去年の10月。
僕は『俺がやるっていったら、やるんだよ』と言って
その代わりに、日程を守るため開発のやり方は任せろと言って
とにかく部下に『日程変更は基本的に無い』と始めさせた。
装置の概観寸法を決めて、敵会社の装置より小さく作ることを目標にした。
まず、全体をどう作るのか?若者に考えさせたのが正月明け。
一回目は、全く僕の意に反していたので却下。
僕の要望を説明して、企画し直しさせて出てきた2回目は何とか合格。
ところがここであろうことに外部デザイナーに外観のデザインを
設計させることになって、こちらの日程が大きく変わった。
予想以上に狭いスペースに、回路を押し込まなくちゃならなくて
若者たちが戸惑った。
普通ならこれを言い訳に、開発日程を遅らせるのだが
僕は、自分の経験からその狭いスペースに入ると思ったから
『まだ、何とかなる』って、3回目の再検討をさせた。
部下には『日程変更はしない』と伝えて、
残業、休日出勤、必要なら徹夜残業してでも、日程を守れと
まだ30歳そこそこの若者ばかりのチームに言い渡した。
回路が載るプリントボードの設計が終わったのが4月。
ここから実際に物が出来るまで、普通なら4週間はかかる。
で、逆算して計画日程の5月末までに何とか間に合うだろうと
漏洩電波などの試験をする6月1日に向けて、とにかく頑張らせた。
そして、紆余曲折をしながらも突貫工事で作ったプラスチックボディーの
見た目もすっきりした装置のプロト機が出来上がった。
『良く頑張ったなぁ』って、口には出さなかったが、若者には感謝した。
よく観ると、まだまだ詰めの甘さが多々あるんだけど、
そんなことよりも、自分たちの企画したものをしっかり作ってる。
嬉しくなって、社長と会長を呼んで『褒めてやってくれ』って
皆のところに連れて行った。
社長も会長も、喜んでくれた。それが嬉しかったかな?
若者たちもやる気が出て、あと半年で商品にしてくれるでしょう。
そう信じてやれるほど、よく頑張ってここまで漕ぎ着けた。
何だか、自分の部下が凄く可愛く思えて、嬉しい一日になりました。
詳しいことは書けないんだけど、いま開発中の装置がある。
去年、降って湧いたように企画が上がった装置。
普通の開発日程では、絶対無理なスケジュールで出てきた。
その上、明確な企画や仕様が何も無いまま、3ヶ月が過ぎた。
わが社の平均的な開発期間は2年。
市場への導入まで入れると早くて2年半と言うのが普通。
ところがこの装置は一年半の日程。
それなのに3ヶ月は、何もしないで過ぎてしまった。
いい加減、やる気があるのか?と設計で、勝手に企画して
それを営業ににぶつけたら、やっと企画みたいなものが出てきた。
それで、設計検討を始めたのが、去年の10月。
僕は『俺がやるっていったら、やるんだよ』と言って
その代わりに、日程を守るため開発のやり方は任せろと言って
とにかく部下に『日程変更は基本的に無い』と始めさせた。
装置の概観寸法を決めて、敵会社の装置より小さく作ることを目標にした。
まず、全体をどう作るのか?若者に考えさせたのが正月明け。
一回目は、全く僕の意に反していたので却下。
僕の要望を説明して、企画し直しさせて出てきた2回目は何とか合格。
ところがここであろうことに外部デザイナーに外観のデザインを
設計させることになって、こちらの日程が大きく変わった。
予想以上に狭いスペースに、回路を押し込まなくちゃならなくて
若者たちが戸惑った。
普通ならこれを言い訳に、開発日程を遅らせるのだが
僕は、自分の経験からその狭いスペースに入ると思ったから
『まだ、何とかなる』って、3回目の再検討をさせた。
部下には『日程変更はしない』と伝えて、
残業、休日出勤、必要なら徹夜残業してでも、日程を守れと
まだ30歳そこそこの若者ばかりのチームに言い渡した。
回路が載るプリントボードの設計が終わったのが4月。
ここから実際に物が出来るまで、普通なら4週間はかかる。
で、逆算して計画日程の5月末までに何とか間に合うだろうと
漏洩電波などの試験をする6月1日に向けて、とにかく頑張らせた。
そして、紆余曲折をしながらも突貫工事で作ったプラスチックボディーの
見た目もすっきりした装置のプロト機が出来上がった。
『良く頑張ったなぁ』って、口には出さなかったが、若者には感謝した。
よく観ると、まだまだ詰めの甘さが多々あるんだけど、
そんなことよりも、自分たちの企画したものをしっかり作ってる。
嬉しくなって、社長と会長を呼んで『褒めてやってくれ』って
皆のところに連れて行った。
社長も会長も、喜んでくれた。それが嬉しかったかな?
若者たちもやる気が出て、あと半年で商品にしてくれるでしょう。
そう信じてやれるほど、よく頑張ってここまで漕ぎ着けた。
何だか、自分の部下が凄く可愛く思えて、嬉しい一日になりました。