『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

お袋の日記

2011年05月21日 | Weblog

今日、実家に行って片付けていたらお袋の日記が出てきた。
2010年の常用日記。正月元旦から書き綴っていたようだ。
書きかけで、去年の5月で終わってるけれど・・・・

中を開いて見ると、一人で住んでいて寂しいのが良く判る。
かといって、一緒に住めばそれなりにストレスがあることも・・・
この6年間、一人で頑張って生きてきたのだけれど
僕が心配していたことが、殆ど当たっていたのに気がついて
もっとこちらから積極的に何かしてやれたなぁ・・・なんて思ったり。

去年、姉貴のところの姪が日本に来て一緒に生活を始めたんだけど
生活ペースが乱されて、それなりに悩んでいたようだ。
口に出さないでいたから、周りは大丈夫だって思っていた。

僕が尋ねて行くと、必ず愚痴をこぼしていたのだけれど、
僕はそれを聞いてやる以外、何もしてやれなかった。

4人兄弟の上二人が、海外での生活なので、僕にみんな負担がかかるって
日記には『好き勝手やるから雄二が可哀想』なんて書いてあって
何だか読んでいて、涙があふれちゃった。

日記は体調がおかしくなり始めた5月で途切れていた。
亡くなる前に、もっと話がしたかったから、日記に何か書いてあるかな?
なんて思いで、読んでいたのだけれど結局それ以上は
お袋が何を考えて、何を思っていたのかはわからなかった。

ただ、一番心配していた、姪が帰国した後のことは
お袋の日記に『また一人になったら、どうなっちゃうんだろう?』
という一行に、不安だった気持ちが現れていて切なくなった。

ただ、一人になる前に皆に看取られて親父の元へ旅立って行ったから
結果的にその心配は無かった事になるけれど・・・・・

僕も毎日、日記を書いているけれど、自分が死んだ後に娘が読んで
こんな思いになるのだとしたら、生きている間にもっと話をして
お互いに思い残すようなことが内容にしないとな・・・・
なんて、思ってしまった。

コメント
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