ついこの間、2週間前に僕の芝居を観に来てくれて
凄く楽しそうな顔をして、『来年もゆくからねー』
って応援のメールまでくれた同窓生の「美女軍団」のオシゲ。
息子さんが突然死して、その通夜に列席してきた。
相当精神的なダメージを受けたのだろう。
昨日の日記に書いた通り、無理するなよってメールしたけど
そりゃ無理な話だよな・・・・
朝、一緒に朝食を摂って、昼間に晩御飯の連絡をして・・・
それが突然『亡くなりました』って言われたってね・・・。
喪主の席に居る彼女、顔つきが全然変わっちゃって
別人かと思って、探しちゃったくらい・・・・
亡くなってから、数日安置して今日の御通夜。
辛かっただろうな・・・・・
でも、息子がもう少し一緒に居たかったのかもね・・・・
お通夜が終わって、同窓会のメンバー9人で飲みに行った。
こういう形で集まるのは不本意だけど、それを抜きにすれば
やっぱり楽しい集まりになる。
不思議なくらい、タイムスリップして昔話に終始するかと思うけど
そんなことは殆ど無くて、今の話で盛り上がる。
中学校時代から自分たちが一番凄いと思っていた
元サッカー部の男連中は、、僕の芝居を観に来た美女軍団に
『格好よかったよぉ』って言われて、ちょっとやきもち焼いてたらしい。
それを聞いて、僕はちょっと嬉しかったかな?・・・・
男のやきもちなんて、みっともないと思っているから、余計にそう思った。
美女軍団のヤマギが、マドンナだったみっちゃんのことを冷やかして
僕はちょっと照れくさかったけど、それもご愛嬌。
ヤマギもみっちゃんも字こそ違うけど、お袋と同じ『みちこ』。
お袋とこの二人の他に、僕の人生には他に4人の『みちこ』が関わってる。
中学校にもう一人、1月の日記『数十年ぶりに書いた手紙』に出てきた
同級生の彼女の名前も実は『みちこ』。
そんな話の流れで、僕はその子が好きで胸がキュンとしていた事を
話したら、同じ水泳部にいたヤマギが「綺麗な子だったよねぇ」
なんていうものだから、余計になんだか悔しくなっちゃった。
今更、どうってこと無いんだけど・・・
同窓会の幹事会に参加して、僕は本当に良かったと思った。
皆、地元の連中でいいなぁ・・・とか
僕は転校生で、付き合いが短いから・・・なんて思っていたのだが、
よく考えてみたら、3つの小学校から集まる中学校は、
単純に1/3が小学校からの付き合いで、他は僕と同じだった。
それを美女軍団に「皆、分け隔てなんかしてない」って言われて、
やっぱりそうなんだよね・・・みたいな、転校生のコンプレックスまで
40年経った今頃、解消されたり・・・・
いい仲間です。同窓会って、いつまでも子供のような集まりで
こんな仲間となら、一生付き合っていたい。
だから、息子を亡くした美女軍団のオシゲ・・・・
いつか立ち直って、前を向いたところに、皆が居てやりたい。
それまでは思い切り泣いて、悲しんでいいんじゃないかな・・・