『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

秘密基地建設 その61:解体で学ぶ物作り

2020年10月21日 | 秘密基地
今日は次の作業、台所にあった食器棚の解体をするためのスペースを作る片付けと整理です。

家の解体に始まって作業をしてゆくと、特に木材の接続方法で色々な事が勉強になります。
家の柱や梁の繋ぎ方、窓枠の構造、床の根太の配置などは、これからやる作業の参考になる。
家具からは組み継ぎの具体的な作り、額縁からは四隅の繋ぎ方など、知っていたけれど、
実際に見たことが殆ど無いので『見てきたような知ったかぶり』でしかなかった。
そういう意味でも、実物を見て学ぶ解体作業は楽しみながらできます。

そういえば40年ほど前に自動車関係の仕事をしている時もそうだった。
自動車整備士として、ディーラーに勤めていた時は車の造りを知っていても、
実際の構造まで知っていたわけではない。
ディーラーを辞めて、車の解体屋をしていた時は色々なメーカーの車を壊すので、
各メーカーの構造的な特徴や違いを目の当たりにできた。
解体屋は中古車の修理などに使うドアなどの中古部品を取って売るのも仕事。
そのため、車の構造を知らないと傷つけたり、凹ませたりして売り物にならなくなってしまう。
だから僕はその当時の車の構造を、ほとんど知っていました。
分解して、部品を外してみて初めて分かる事も多かったですね。

定年まで勤めた会社でも同じだったかなぁ・・・
廃棄する他のメーカーの装置を分解して、性能に関する部分の違いを探したりした。
自分が担当していた大型の装置も、最初は大学で廃棄する装置の解体から始まった。
作った当時はそれで良かったのだろうけれど、分解しにくかったりした部分は、
自分が設計する時に、組み立てやすくすること心掛けた。
性能はともかく、現場から『作りやすくなった』と言われた時は嬉しかったですね。

入り口横の作業場の足元に積み重ねた廃材と、外に出してあった廃材を
縁側のあったところに整理して積み重ねる作業から始めた。

昨日壊した洋箪笥の横板を下に敷いて、廃材を積み上げる。
使えそうだと思って取っておいた長い廃材も、面倒なので捨てることにした。
長物の廃材に残っていた釘を抜きながらの作業をして、一階の床に残っていた廃材を
小一時間かけて、全て外に積み上げ、やっと足元がすっきりし、作業がしやすくなりました。
さて、明日は食器棚の解体です。
コメント
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