映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

矢沢永吉 2011武道館コンサート参戦 3

2011-12-21 13:13:04 | 矢沢永吉
MCにはいり
いやなことたくさんあった。酒で飛ばすことが多いけど。それを超越してもう俺もだめだ。と思うこともあったという。そういったとき映画にたとえてみたら、気持ちが晴れたことがあるという。その中にオーストラリアの件で自分をだました奴が出てきたなんて話もしていた。
ヤザワがいう。「自分なりの勝手な理屈でいやなことは乗り切るしかない。」名言だ。


スローな曲だ。イントロで一瞬わからない。
仲間が「ラストクリスマスイブ」だという。そうか。歌いながらステージの花道に進む。英語の歌がハートに響く。弦楽のバックも加わる。
北島三郎のステージばりに上から雪が降ってくる。水蒸気のような雪だ。ステージの画面で見ると粒が大きい。その中を素敵な調べが流れる。今日一番の見せ場だ。
矢沢がMCでこの曲を作ったときの話をする。
20歳になったころ本当に金がなかった。蒲田のキャバレーで少ない観客に向かって演奏していた。帰り道終電ぎりぎりに改札をくぐろうとした。そのとき「ラストクリスマスイブ」のフレーズが頭に浮かんだ。歌詞ではない。メロディだ。今と違って携帯電話とかでそのフレーズを録音することができない。だから電車に乗りながら、同じフレーズをずっと口ずさみ続けた。忘れないように。そして家について、ようやくカセットに吹き込めたという。そんな笑い話だ。

娘がきているのであろうか?マリアを歌う。でもこれはあんまりのれない。
「最高なROCK YOU」でなんと後ろにプロモーションビデオばりに黒いジャンプスーツを着ているお姉さんたちが現れる。これも曲の最後だけだ。30秒も出ていたであろうか?たったこれだけのために彼女たちが現れる。贅沢としかいいようにない。さすが矢沢
「SHAKE YOU」「見つめ合うだけで」最近のロックが続きいったん終了

アンコールだ。「ONLY ONE」はなかなかいい。評判が賛否両論だが悪くないと思う。でも割とあっさり終了する。ギター交換が目にうつるので次は「HA HA」だなって
独特のギターの音色が聞こえる。「ウォー」という雰囲気はいつ見てもいい。
恒例のタオル投げが始まる。会場の一体感はピークになる。花道が上がっていく。そこで歌う矢沢
「止まらない!離れない!」観客がみんな歌いだす。カラオケで歌う演歌とさして変わらない。これで終わりか?いやそうではなさそうだ。
「トラベリンバス」の雰囲気だ。明るいままだったが、一瞬暗くなる。
「ルイジアナ~」いつものように舞うテープ!大好きなすばらしい瞬間だ。
でも今回は注意して観客を見た。前列の面々が矢沢を見ずに必死にテープをかき集めようとする姿が滑稽だ。テープを家に飾っておくのか?貴重な代物だけど。。
これで最後かとばかりに観客も大フィーバー
エーチャンものっているなあ。カラフルなタオルを買ってとばかりに一度退いた後も走り回る。

やっぱりヤザワに会わないと年が越せないなあ。
一緒に行った仲間と帰りに反省会をしたが、来年で辞めちゃうんじゃないか心配していた。
そう感じさせるMCの言葉が多かったのは事実
でもここでやめてもらうと困るのは日本全国のエーチャンファンだ。
来年もまた頑張って!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

矢沢永吉 2011武道館コンサート参戦 2

2011-12-21 13:09:39 | 矢沢永吉
「トレジャーハンター」
このロックンロールビートはここ最近の2作品の特徴だ。なじみやすい。
「ヘイユー」も優しい曲だ。比較的最近のバラードも悪くない。



年末が近づき、今日でコンサートが終わると思うと、なんか違う何かを感じてしまう。矢沢がいっていた。今回のMCでは、来年のプロデビュー40周年の話を繰り返し話していた。キャロルのラストコンサートの話もしていたり、燃え尽きるなんて言葉が聞こえたりして、マニアックなファンからは矢沢は来年やめてしまうのではないかと心配している声も聞こえる。でも大丈夫でしょう。まだまだやるよ。そう信じるしかない。

観客と掛け合いが楽しい「レイニーウェイ」
毎年欠かさずにやる「コバルトの空」紅白でもやったけど、矢沢この曲歌いやすいのかな?
バラードというべきなのであろうか「未来に重ねて」を今回やってくれた。これも大好きな曲だ。いかにも矢沢らしいメロディラインの中、会場が星空のように輝く。素敵な瞬間だ。

そしてアコースティックギターを弾きながら「二人だけ」を歌う。キャロル時代だ。キーが違ったのか?もう一度やり直す。今回は珍しい。
何よりも驚いたのが「この詩つくったのはジョニー大倉だけど、いい詩だよね」とのたまうところ。最近は不仲の話が伝えられるが、大人のエーチャンがさらっと話すと実にしびれる。

懐かしい曲ということで始まった「SHE BELONGS TO HIM(彼女は彼のもの)」
これもとちった。本当に珍しい。とちった2曲が2つともキャロルの曲というのは皮肉だ。
途中で歌が止まったとき、観客が歌い始める。古いファンはみんな歌詞まで知っている。会場の中で歌声が聞こえ始めたときに、エーチャンの声が復活する。ちょっと疲れが見える。
この曲はキャロルではジョニー大倉が歌っていた。甘いジョニーの声が素敵だ。むしろ彼の代表作というべき曲であろう。もしかして何らかの和解があったのであろうか?それともまさかコンサート会場に???ありえないか。でも「ジョニー大倉の詩いいよね」の言葉は何かを暗示しているのかもしれない。


急に脳裏にテレビ「ギンザナウ」の光景が目に浮かんできた。
銀座三越の屋上で毎日生放送をやっていた。キャッシー中島とせんだみつおの司会でレギュラーが毎日変わった。中学の授業が終わると、駅にすっとんで友達と行き、銀座三越の屋上で並ぶ。何曜日だったかは記憶にない。キャロルのレギュラー日を狙っていった。仲間にはギター好きで、ウッチャンのギターをコピーしている奴や矢沢のベースを意識していて、リーゼントまで真似ていたやつもいた。
そのとき「SHE BELONGS TO HIM(彼女は彼のもの)」をやっていた。
であるからBELONG TOという英語は習う前から頭にしみつく。BELONG( )なんて英文法の穴埋め問題は絶対に間違えようがない。助かった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

矢沢永吉 2011武道館コンサート参戦 1

2011-12-21 13:09:23 | 矢沢永吉
2011年矢沢コンサート最終日に参戦してきました。
大満足でした。


それまでのセットリストをネットで見た。だいたい様子はつかむ。
全体の流れはほぼ同じだけど、序盤戦や終盤はその時々で変えている。先入観がないほうがかえっていいのでは?と思っていた。
金正日が死んだことが判明するという歴史的な日、お世話になった人への年末のあいさつまわりを朝から千葉でしていた。その最後をあえて水道橋にした。武道館に近いからだ。時間があまり、水道橋から歩いて大好きな神保町界隈を散策した。時間ぎりぎりになってから武道館の待ち合わせ場所に歩いていく。武道館が近づくにつれて、白いスーツがちらほら見える。いつもどおりの矢沢コンサートの様相だ。年齢層は50プラスマイナス10が中心だ。
席は2階の後ろのほう、去年より後ろだ。後ろのほうが全体の雰囲気はわかりやすい。

6時10分すぎにもう会場に入る。まだ空席がめだつ。
それがあれよあれよという間に満員になる。6時40分ごろから恒例の「エーチャン」コールが始まる。異様な光景だが、この日を晴れ舞台にしようとしている矢沢フリークが大勢いるのだ。てっぺんから見下ろすと、いつもより白いスーツ姿の数が多い気がする。
気のせいだろうか?
開始時間が近づき、観客のコールはピークに。そして7時5分に矢沢が登場する。今年はギターの2人が元のメンバーに戻る。それはそれでよかったのではないか?
「ジェラシー」ではじまり、待っていたとばかり観客の声が絶頂になる。
となりの自分と同年代のお姉さんも日ごろのうっぷんを晴らすように「エーチャン」と叫び続ける。最初のMCは静かに「今夜はゆっくりお楽しみください。」と
4曲目にスローな曲が流れる。観客も着座する。
「SORRY」だ。これが実にいい。個人的にはコンサートのたびに楽しみなのは、スローで何をやるかである。
5曲目は「苦い雨」
いつもはアンコールか、その寸前にやっていた曲だ。矢沢の定番ともいうべきこの曲が流れると、曲にあわせて観客の歌う声が聞こえる。みんなこの曲好きなんじゃないかな?ドラマティックな感じがする。コンサートから帰って一番耳にフレーズが残ったのはこの曲である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする