映画「マリリン7日間の恋」はミシェル・ウィリアムズがマリリンモンローを演じオスカー主演女優賞の候補になった作品だ。
思った以上に素敵な映画で快適な時間を過ごせた。
イメージで普通の女性映画だと思っていたが、若い青年が年上の女性に憧れをもつというような青春ものとしても解釈できる。どちらかというと男性の方が楽しめるのではなかろうか。
舞台はロンドンだ。
今回の回想録の作者であるコリンクラーク(エディ・レッドメイン)が映画界に入ろうとするシーンからスタートする。名門出身であることをうまく使い、彼は売り込みをかけて、名優で監督もこなすローレンスオリビエ(ケネス・ブラナー)のもとで働くことに成功する。その作品「王子と踊り子」はローレンス自ら監督し、マリリンモンローをアメリカから呼んで共演する作品だった。
マリリンはアーサーミラーと3回目の結婚したばかりで、2人でロンドンにやってきた。セクシー女優としてすでに名高いマリリンが町を歩くと、大騒ぎだ。映画のけいこがはじまった。台本読みがはじまったが、なじめない。ローレンスは何とかとりなそうとするが、うまくいかない。同行する米国アクターズ・スタジオのポーラ・ストラスバーグ(ゾーイ・ワナメイカー)が中に入って何
とかしようとするが、彼女の情緒不安定は続く。
英国に滞在するマリリンの面倒をみるのに第三助監督コリンクラークが雑用をこなす。精神が不安定のマリリンも年下の彼には心を許すようになる。ちょうど用ができて夫のアーサーミラーもアメリカに帰国して、一人になったマリリンは彼を頻繁に呼びつけるようになるが。。。。
セクシー女優マリリンモンローの行く先には、一般の人たちや報道陣が付きまとった話は有名だ。日本に来た時は夫のヤンキースの大スタージョーディマジオが一緒だったのに、注目を浴びるのはいつもマリリンでずいぶんとやきもちをやき、離婚のきっかけとも言われている。
またマリリンが情緒不安定で監督、共演者、スタッフが舞台裏で苦労した話は何度も聞いたことがある。コメデイの名作ビリーワイルダー監督ジャックレモン、トニーカーチス主演の「お熱いのがお好き」はいつ見ても腹抱えて笑ってしまう。
でもその舞台裏はマリリンが薬漬けでセリフが覚えられず大変だったそうだ。でも主演2人はマリリンがからんだ時が一番楽しそうだ。マリリンは演技しているというより地であの独特の個性をつくるある意味天才的なところがある。
そういう扱いづらい女優だったマリリンの舞台裏をクローズアップする。
ミシェル・ウィリアムズは見事に演じたものだ。
共演者で目立ったのはローレンスオリビエを演じたケネス・ブラナーである。
これは実にうまい。マリリンが自分の思うように動いてくれず、いらいらする様子をうまく演じている。ケネスは映画監督でもあり、演技者の演技がうまくいかないケースには何度も出くわしているだろう。地でイケているせいかいい感じだ。ローレンスオリビエの妻としてヴィヴィアンリーが出てくるところも御愛嬌
ウィンザー城やイートン校のロケは英国らしくてよかった。マリリンが全裸で池に入って行くシーン、これはこのロケでやったのかなあ?あとは音楽のセンスが抜群だ。風景に合わせた落ち着いた音楽がいい。いかにも50年代らしくナットキングコールの歌声が聞こえた時は鳥肌が立つような感じを覚えた。ミシェル・ウィリアムズの歌も実にうまい。
快適な時間を過ごせた映画だった。
思った以上に素敵な映画で快適な時間を過ごせた。
イメージで普通の女性映画だと思っていたが、若い青年が年上の女性に憧れをもつというような青春ものとしても解釈できる。どちらかというと男性の方が楽しめるのではなかろうか。
舞台はロンドンだ。
今回の回想録の作者であるコリンクラーク(エディ・レッドメイン)が映画界に入ろうとするシーンからスタートする。名門出身であることをうまく使い、彼は売り込みをかけて、名優で監督もこなすローレンスオリビエ(ケネス・ブラナー)のもとで働くことに成功する。その作品「王子と踊り子」はローレンス自ら監督し、マリリンモンローをアメリカから呼んで共演する作品だった。
マリリンはアーサーミラーと3回目の結婚したばかりで、2人でロンドンにやってきた。セクシー女優としてすでに名高いマリリンが町を歩くと、大騒ぎだ。映画のけいこがはじまった。台本読みがはじまったが、なじめない。ローレンスは何とかとりなそうとするが、うまくいかない。同行する米国アクターズ・スタジオのポーラ・ストラスバーグ(ゾーイ・ワナメイカー)が中に入って何
とかしようとするが、彼女の情緒不安定は続く。
英国に滞在するマリリンの面倒をみるのに第三助監督コリンクラークが雑用をこなす。精神が不安定のマリリンも年下の彼には心を許すようになる。ちょうど用ができて夫のアーサーミラーもアメリカに帰国して、一人になったマリリンは彼を頻繁に呼びつけるようになるが。。。。
セクシー女優マリリンモンローの行く先には、一般の人たちや報道陣が付きまとった話は有名だ。日本に来た時は夫のヤンキースの大スタージョーディマジオが一緒だったのに、注目を浴びるのはいつもマリリンでずいぶんとやきもちをやき、離婚のきっかけとも言われている。
またマリリンが情緒不安定で監督、共演者、スタッフが舞台裏で苦労した話は何度も聞いたことがある。コメデイの名作ビリーワイルダー監督ジャックレモン、トニーカーチス主演の「お熱いのがお好き」はいつ見ても腹抱えて笑ってしまう。
でもその舞台裏はマリリンが薬漬けでセリフが覚えられず大変だったそうだ。でも主演2人はマリリンがからんだ時が一番楽しそうだ。マリリンは演技しているというより地であの独特の個性をつくるある意味天才的なところがある。
そういう扱いづらい女優だったマリリンの舞台裏をクローズアップする。
ミシェル・ウィリアムズは見事に演じたものだ。
共演者で目立ったのはローレンスオリビエを演じたケネス・ブラナーである。
これは実にうまい。マリリンが自分の思うように動いてくれず、いらいらする様子をうまく演じている。ケネスは映画監督でもあり、演技者の演技がうまくいかないケースには何度も出くわしているだろう。地でイケているせいかいい感じだ。ローレンスオリビエの妻としてヴィヴィアンリーが出てくるところも御愛嬌
ウィンザー城やイートン校のロケは英国らしくてよかった。マリリンが全裸で池に入って行くシーン、これはこのロケでやったのかなあ?あとは音楽のセンスが抜群だ。風景に合わせた落ち着いた音楽がいい。いかにも50年代らしくナットキングコールの歌声が聞こえた時は鳥肌が立つような感じを覚えた。ミシェル・ウィリアムズの歌も実にうまい。
快適な時間を過ごせた映画だった。