映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

映画「ミッションインポッシブル ローグ・ネイション」 トム・クルーズ

2015-08-09 19:30:34 | 映画(洋画 2013年以降主演男性)
映画「ミッションインポッシブル ローグ・ネイション」を早速映画館で見てきました。


気がつくと前作より3年半経つんだね。あの時はドバイの高層ビルをよじ登るシーンに度肝を抜かれたが、今回も予告編をみると、トムクルーズが離陸する飛行機につかまっていくシーンはすごすぎる。当然のごとく、映画館に足を運ぶ。夏休みのせいもあって、少年たちの姿が目につく。アメリカでは早速興行成績ランキング1位で初登場、幸先いいらしい。

タイトルの「ローグ・ネーション」とは米国、ロシア、英国各国の秘密機関からドロップアウトした元エリート・エージェントたちがつくった組織だ。これがなかなか手ごわい。しかも、CIA長官からIMFの存在自体が否定されてしまうということで、自分の居場所がなくなるイーサンハントは絶体絶命だ。ベラルーシ、ウィーン、モロッコ、ロンドンと次々舞台を替えてド派手なアクションをみせる。

IMFのエージェント、イーサン・ハント(トム・クルーズ)は謎の多国籍スパイ組織<シンジケート>を秘密裏に追跡していたが、催涙ガスによって敵の手に落ちてしまう。目覚めると後ろ手に拘束されており、目の前には謎の女(レベッカ・ファーガソン)と、3年前に死亡したはずのエージェントがいた。まさに拷問が始まろうとしたその時、女は驚くべき格闘術でイーサンを脱出させる。


IMFのアナリストブラント(ジェレミーレナー)からIMF解体を知らされたイーサンは<シンジケート>の殲滅を誓うのだが、彼は国際手配の身となっていた…。組織の後ろ盾を失ったイーサンと仲間たちは<シンジケート>とどう闘うのか?敵か味方か、謎の女の正体とは?そして究極の諜報バトル、その結末は―??(作品情報より)

映画が始まってすぐに、予告編で見せたシーンを見せる。一気に観客を興奮させる魂胆だ。映画ファンは誰もがトム・クルーズがスタントなしで過激なシーンに挑むことを知っているのでドキドキする。でもこれだけでは最初の10分で映画は終了してしまう。
ウィーンのオペラ座での立ち回り、カサブランカでのカーチェイス、ボンベなしで水中に潜ったりなど次から次へとアクションは用意されている。

印象に残ったシーンをネタばれありで語る。

1.飛行機につかまるシーン
よくやるなあというのが本音。時速400KMのスピードで軍用機は離陸して1500Mの上空に上昇する。さすがのトムクルーズもやらなきゃよかったとまで思わせるようなそのアクションを合計8回のテイクを演じたそうである。


2.オペラ座での立ち回りとトゥーランドット
ウィーンのオペラ座で、味方か敵かわからない謎の女とシンジケートのメンバーが政府要人をねらっている。それを阻止しなければならないシーンにはうなった。プッチーニの「トゥーランドット」が演奏される中で、舞台裏で懸命にイーサンハントと敵が戦いを続ける。ヒッチコックの「知りすぎた男」でも使われている手であるが、ドキドキ感がすごい。このシーンが大好きだ。

荒川静香さんがオリンピックで金メダルを取った時の「イナバウアー」のバックに流れたのが「トゥーランドット」だ。一番有名な「誰も寝てはならぬ」は、あのトリノ・オリンピックの開会式で世界三大テノール歌手の1人パヴァロッティがこの曲を歌ったのがあまりに印象が強いからね。

パヴァロッティのトゥーランドット↓



映画に関係ないけど荒川静香さんの「トゥーランドット」をバックにした金メダル演技↓




3.カサブランカでのカーチェイス
映画「カサブランカ」で有名なモロッコ・カサブランカの街中でド派手なカーチェイスが繰り広げられる。いつもは人が大量にたむろっていると思われる街中に人がいない。完全に撮影のために閉鎖されているんだろう。こんなこと日本じゃ無理だよな。そこをBMWの最新モデルM3を使って、バイクを追い細い道を走りまくる。最後には強烈なバック走行のあとで空中ジャンプするシーンがでてくる。さすがにこれはスタントだろうなあ。


でもそれだけでは終わらない。ヘルメットなしでものすごいバイクチェイスが繰り広げられる。山道をスポーツバイクであるBMW S1000RRで素っ飛ばす。前を走るのは謎の女だ。自動車の間をくりぬけていく。カーブを全速力で曲がるが、日本のオートレースのバイクのように器用に曲がる。モロッコの山道じゃ舗装もされていないところもあるだろう。最後は謎の女のせいでエライ目に会うが、ご愛嬌


4.レベッカ・ファーガソン
ミステリアスな存在である。謎の組織に属するのに、イーサンハントを助ける。でも味方か敵だかわからない。
この映画じゃ完全にトムクルーズをくっているような存在だ。


敵の上に飛びついてひねり倒していきなり大男を始末する。普通の女の子とは違う、ダイナミックな身動きが堂に入っている。どうやら映画の出演が決まってから激しいトレーニングをしたようだ。それにしてもスウェーデン出身というレベッカは色っぽいなあ。自分はオペラ座のドレス姿が一番好きだ。


いつもながらの手を思いっきりふる「トムクルーズ走り」を見ているとまだまだやってほしいと思ってしまう。



(参考記事)
ミッションインポッシブル ゴーストプロトコル

コラテラル(自分の一番好きなトムクルーズ作品)

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
ドバイの超高層ビルをよじ登るトムクルーズ


コラテラル
稀代の殺人鬼を演じるトムクルーズ
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久々名古屋へ4(熱田神宮~名古屋城)

2015-08-09 08:15:02 | 散歩
1900年の歴史のある熱田神宮にいかないとバチが当たる。
西門から入る


本宮できっちり参拝


神妙な神官たち


神楽殿
御祈祷をするところ


信長塀
桶狭間の戦いの前に参拝、勝ってお礼に奉納


宝物館
三種の神器の1つ「草薙の剣」が祀られているだけあって、中にはたっぷり刀が陳列
横山大観の日本画も展示されている。


名古屋城だ。


本丸神殿を復元中
なかなかすごい壁画だ。






最終完成まであと3年かかるらしい。


金のシャチホコは城のシンボル


天守閣から名古屋駅付近の高層ビルを見る


市役所


県庁


なかなかいい建物がたっている。
名古屋は建築に金をかける風土なのかもしれない。

昼飯は栄にいってエビフライ


若干並ぶが、中に入ると吹き抜けで感じいい。


エビ2本は写真よりもボリュームある
しかも造りに厚みがあり、ムチャクチャおいしいのがラッキー
店員も親切だ。


(おわり)
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久々名古屋へ3(大須商店街)

2015-08-09 07:38:08 | 散歩
大須で台湾ラーメンを食べたあとはコメダ珈琲店で休憩
娘はでっかいシロノワールを食べる。妻はソフトクリームアイスコーヒーに大満足
そのあと大須の商店街へ

これが予想を超えておもしろかった。こういう商店街って、いま東京にはないなあ。
看板が凄い。


招き猫は縁起がいいが、赤とゴールドの招き猫は珍しい。
中国人にとってのラッキーカラーだから飛ぶように売れるかも?


この手の洋服屋がものすごく多い。
普通の日本人の感覚では買わない服が多い。


似顔絵屋がショッピングモールの一角でなく、一軒家でお店になっているのは今まで見たことがない。


お酒の買取店
ブックオフのお酒版だ。これにも驚いた。もらいもので高級酒いただいても飲めないと意味がない。
買い取ってもらえるとそれに越したことない。逆に飲み屋さんからの購入需要があるんだろうから。




店頭に価格を表示している店もある


大招き猫だ。縁起がいい。


ユニークな看板が多かったのでいくつかピックアップする。
金のとりから


タコス専門店も珍しい


名古屋人はコカコーラが好きなのか?最近ではめずらしくこの商標が目立った。


気のきいたピザ屋でもコカコーラマークが

コカコーラの営業マンがセールスうまいのであろうか?
店の中もコカコーラの赤い椅子


トルコ料理のケバブ専門店も関東では見たことがほとんどない。


こんな看板もいいねえ


赤鬼が商店街を歩く
こんなに暑いのにたいへんだね。


何これ?と思わせる店頭


からあげにタピオカの組み合わせが妙


ずうずうしい議員だね


食べてみたくなるよね。このカレー
次に来た時トライ


そして大須観音へ


なぜか観音様のそばに赤まむし屋が
精力つくぞ


おみくじは吉


ミソカツを食べる
店員が味噌をとんかつの上にかける。ジューと鉄板の音がする。
ネギをたっぷりかけるとおいしい!
お客は食べざかりの若いあんちゃんたちが多い。




新宿西口にもモード学園のビルあるけど、これもいい感じ。


(4に続く)
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久々名古屋へ2(文化のみちの建築遺産)

2015-08-09 06:54:45 | 散歩
翌日は由緒ある家を見て回る
「文化のみち」と言われているエリアでは建築遺産の保存がおこなわれている。

川上貞奴と福沢桃介が暮らした家を見る。「文化のみち 二葉館」だ。
洋風の外観がきれいだ。


階段の上から居間を眺める.ベイリビングがアクセント


ステンドグラスが美しい




元々芸者だった「貞奴」が日本最初の女優になる。
1900年パリの万国博覧会で出演して、ピカソが彼女のあでやかな姿をスケッチしている。
映像で解説してくれてわかりやすい。

福沢諭吉の娘婿福沢桃介は日露戦争後の相場で大成功してそのまま勝ち逃げしたことでも有名
電力会社でも成功した稀代の実業家だ。2人が晩年一緒に暮した家が二葉館だ。まさに腐れ縁

愛知県出身ということなのか、なぜか2階に城山三郎の書斎がある

大学生から社会人にかけて彼の著作はほとんど読んだなあ。
経済小説を読むことで、政財界でリアルに生きる人たちのことを垣間見ることができた。

文化のみち撞木館
陶磁器商の大正末期に建てた豪邸


茶室のある庭

サロン


キリスト教教会(カトリック主税町教会)
明治20年に建てられた名古屋最古の教会堂らしい。
教会の礼拝堂を見せてくれた。怖れ多くて写真が撮れなかった。
非常に親切な人たちだった。


元々武家屋敷だったエリアで雰囲気は落ち着いていてよい。


豊田佐助邸
実業家で豊田佐吉の弟らしい。なぜかここだけ入場料無料なのはトヨタが支援でもしているのであろうか
大正時代に建てられた洋館だ。


居間には号数の大きな絵が飾っている。


娘が台湾ラーメンを食べないと名古屋に来た意味がないと言いだす。
矢場町から大須に向かって行き、食べる。


中華風手羽先


台湾ラーメンメニューには辛さの弱めのアメリカンがあったが、それにはしなかった。
唐辛子とひき肉の組み合わせで坦々麺とは違う。
もっと辛いかと思ったら、そうでもなかった。しかもドンブリは小さい。

妻は冷麺にした。時間かかりますよといっていたが、本当にかかった。古典的な冷やし中華といった感じ
写していないが妻は絶賛していた。

(3へ続く)
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