映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

矢沢永吉2016年武道館最終日137回目3

2016-12-21 15:39:01 | 矢沢永吉


「バイバイサンキューガール」のあとのMCでは20代の後半、街から街へ移ってやるツアーではこの曲よくやったなあと言っていた。今日も白の上下多いよね。なぜ白といわれるとわからないなあと。
ちょうどキャロルの4人組からソロでやるようになって、すごく不安だったと。そんな時、日比谷の野外音楽堂でやるのに当時住んでいた横浜の弘明寺の洋服屋でオーダースーツをつくった。その時なぜか白をつくったとのこと。でも何でだかよくわからない???

「ため息」では「お前のためなら死ねる」と会場のファンにコーラスを呼び掛ける場面も
「GET UP」から「YOU」とコンサートの定番でいったん終了する。この曲の流れは実にいい。「ゲラゲラ」と手をあげながら、ファンも大満足だ。この二曲は「苦い雨」同様コンサートでよくやる曲だし、ドームでもやった。まるでカラオケにいるかのように思わず歌ってしまう所がいい。


アンコールでは白い上下に帽子をかぶって登場する。
「anytime woman」でも往年のストーンズばりのロックンロールでギター2人とベースを引き連れステージのへそのところまで歩いていく。これがノリノリでいい。

そのあとで「haha」と「トラバス」で終了する。
今年最後とあって、恒例のファンのタオル投げも周辺を見回すと気合が入っている印象だ。
二階からトラバステープが飛ぶ場面はいつ見てもいい。友人の話だと、トラバステープをとろうとして、大けがをして救急車に運ばれた人がいるそうな。必死になるのはわかる。幕張の時とりそこなったけど、何か興奮するんだよね。「トラバス」で今日初めて、「帰りにおいしいビール飲んでよ」と言っていた。


今回は総じてヤザワのバラードのレベルが高かった。それを引き立てるためのガイ・アリソンのキーボードが実によかった。あの音色は他のプレイヤーでは出せないレベルだと思う。さすが、ドゥービーブラザースのメンバーだけあるなあという感じだ。

昨年やっていなかっただけに今年はやってくれてうれしかったなあ。
帰りの反省会での話題はいつまでやるのか?ということだけど、ポールマッカートニーやミックジャガーがやめるまでは、当然やめないだろうという結論に達する。仮に150回目の武道館まではやるとなると、2019年になる。東京オリンピックの前の年末だ。今日もまだまだ頑張ると何度も行っていたけど、あともう一息頑張ってください。

ALL TIME BEST ALBUM Ⅱ
うなるヤザワのボーカル
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矢沢永吉2016年武道館最終日137回目2

2016-12-21 15:06:11 | 矢沢永吉
ロックが続く
スネイクのサックスも冴える「カサノバで囁いて」のあとに「イッツアップトゥユー」だ。
70年代ローリングストーンズのようなギターのイントロで始まる。この曲はエーチャンも好きなんじゃないかな。東京スカイツリーのこけら落としでも「東京」とともに展望台で歌ったし、特別参加の「紅白歌合戦」でも歌っていたね。ステージではえる曲だと思う。


MC3回目だ。
お気に入りの「イッツアップトゥユー」の話をした後で、昨年ツアーを中断した話をしていた。長い音楽生活で2回目だと。確かにわれわれファンもつらかった。ずいぶんとショックでお手紙もかなり送られたようだ。そしてオーストラリアの事業ではめられた多額の借金の話になる。男には人生で何回かの落とし穴がある。という言葉には実感がこもる。毎日がどんよりした雲の下にいたようなものだった。と言っていた。でもいったい本当に返せるのか?と思っていたけど、返すためにはコンサートをやるしかないと、やり続けてきたという話だ。つらかっただろうなあ。

続いてバラードだ。
「燃えるサンセット」だけど、ジェフ・コールマンの甘いギターが合わさる美しい曲だ。ヤザワ友達のpaseoraさんもこの曲が実によかったと事前情報を教えてくれていたが、確かにいい。続く「ピアス」では2つのミラーボールがクローズアップされる。そして武道館の天井が光の星屑だらけになる。恒例の武道館コンサートの中で1つのヤマである。今までの武道館の同じ星屑天井の場面ではバラード曲「東京」をしみじみと歌ったのが自分としては一番よかったなあ。


続いての「苦い雨」はヤザワファンが大好きなヤザワがシャウトするロックだ。そしてステージ横で火が噴き上がり「傘」となる。この曲もファンが一体になって乗りやすい。幕張の時もやっていた。あの時は大雨が降っていたのが印象的だ。Z's TOURにはじめていったけど、なかなか良かった。たぶん食わず嫌いじゃないかと思われるファンも多いような気がするけど、バンドの腕前もレベルが高く、おそらくはヤザワもご満悦だったんじゃないかな。

そして「BOY」ヤザワ曰く、久々にコンサートツアーの曲に入れたとのことだ。この曲もヤザワ友達のpaseoraさんがいいと言っていたが、その通りでヤザワがのっているのが歌声でわかるし、ガイ・アリソンのエレクトリックピアノがこの曲でもいい感じだ。「boy」に続いてのMCで矢沢も年をとりましたなんて言いながら、ガールズコレクションの話をしていた。そして3曲目のキャロル曲のメドレーの話となり、ジョニー大倉の詩ってチャーミングだよね。とヤザワが言う。思わず拍手が起こった時に、胸がジーンとなった。


またまた冴えるバラード曲のあと「時計仕掛けの日々」「バイバイサンキューガール」と続く。これは自分も好きな歌だ。

(続く)

ROCK IN DOME
バックのツインギターは今回と同じ


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矢沢永吉2016年武道館最終日137回目1

2016-12-21 14:23:09 | 矢沢永吉
矢沢永吉2016年武道館最終日に行ってきました。


昨年は残念ながら矢沢永吉の武道館コンサートがなくさみしい思いをしましたが、今年は再開しました。自分の2年前の記事をみると132回ということだったので、今回の最終日は137回目ということになる。5月に幕張の「Z's TOUR」コンサートに行ってきたけど、多忙すぎて感想をブログにアップしそびれたので、今回はまじめにチェックしておきます。

会社の最重要会議で6時まで事務所にいて、あわてて新宿をでる。いつものようにイチョウの落ち葉をみながら6時40分過ぎに武道館に入る。仲間と待ち合わせてすぐさま入るが、かばんの点検はあったが、飲酒運転の検問並みの厳格な検査はなかった。

年齢層は高い。でも隣の席にはコスプレの若い女の子が座っている。往年のツッパリ女といったオバサンが多い中で、これはめずらしい。白い上下スーツを着たオジサン達が恒例のエーチャンコールを繰り広げていたが、年々はげたオヤジが目立つ。いつ死んでもおかしくないような連中だ。

大歓声の中、ジャケットをはおって矢沢永吉が時間通りに登場。会場の歓声はピークに達する。
「テレフォン」でスタートである。定番のロックンロールでマイクスタンドを投げつける姿は若々しい。続いて「ドンウォナストップ」と典型的ロックが続く。バンドを見ると、トシ柳はいない。ジェフコールマンと米川英之というツインギターだ。このコンビは昨年の東京ドームと同じだ。ヤザワのお気に入りなのかな?


アコースティックギターをもったヤザワをみて、会場は皆おとなしく着席する。キャロルの歌だとすぐわかる。 「コーヒー・ショップの女の娘」だ。ジョニー大倉が甘ったるい声でリードヴォーカルをしていた曲だ。幕張の「Z's TOUR」でやはりジョニー大倉のヴォーカル「レディセブンティーン」を珍しく歌っていたけど、慣れないせいか?とちっていた。

メドレーで続いての「最後の恋人」キャロルでヤザワがリードボーカルだった曲だ。ヤザワのリズミカルなベースが印象的だった。ギターの米川ウッチャンこと内海利勝のリードギターそのものでフレーズをコピーしていたのに好印象をもつ。


続いての「今、揺れる、おまえ」でバラードとなる。今日歌ったバラードはどれもこれも抜群に冴えていた。照明設計がムーディで雰囲気を盛り上げる。

最初のMCだ。ようこそみなさんで挨拶をした後、今年最後の武道館だとしみじみと話す。若い頃からEMOTIONとかPASSIONとかで突っ走ってきたけれどといったあと、観客の声でちょっと本意が語れない感じだったけど、まだ頑張る!と力強いお言葉

「ヘイ ボビー」では躍動感あるパーカッションが入り、最後にはブラスも加わる。「ロックミートゥナイト」はオープンニング曲にもなる絶妙なロック曲でジェフコールマンと米川英之の絶妙なツインギターがギンギンだ。そしてバラード「紅い爪」だ。これが抜群によかった。ガイ・アリソンのエレクトリックピアノの音色がきれいで、ヤザワのバラードとの相性が抜群にいい。最後に向けてはスネイクのサックスも入り、ヤザワが観客を魅了する必勝パターンだ。


二回目のMCだ。今はメール時代になり、ファンから次から次へとメールが来る。悪いメールは見ない。今回のコンサートツアーの曲の並びがいいというメールもきていたという。これは確かにそうだと思う。自分の父親がヤザワと同じだという女の子からメールが来ていた。エーチャンはお父さんとちがってお腹も出ていないし、歌もうまい。なんて書いてあるおけど、お父さんが「同じ年には負けんで」とライバル心をもっているなんて話だ。でも自分の過去ブログをみるとこんな話していたかもしれない。

(続く)

LIVE HISTORY 2000〜2015
やっぱりヤザワはライブが一番
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