映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

映画「アラジン」ウィル・スミス

2019-06-09 16:38:20 | 映画(洋画:2019年以降主演男性)
映画「アラジン」(字幕版)を映画館で観てきました。


娘と2人で楽しい時間を過ごせた。
ディズニーのファンタジーだし、当然絢爛豪華な映像にお金がかかっている。こういう映画だとストーリーの信憑性とか難しいことは何も考えなくてよい。映画が始まってすぐ「ディズニーシー」のアラビアンコーストの中にいるかのような音楽が流れ、気分もディズニーの世界に頭の構造がチェンジしていく。そこに映し出される猥雑な感じのアグラバーの街、主人公アラジンが活劇のように立ち回るのを観ているだけでハイな気分がますます高まる。そこにジーニー役の(ウィル・スミス)が大魔神のような存在感を持って出現、ファンキーな彼のキャラにピッタリだ。

ストーリーが進んでいくが、内容ははっきり言ってどうでもいい。ただ、ひたすらディズニーのアラビアンコーストの世界に身を任せているだけだ。

アグラバーの街で相棒の猿・アブーと貧しい暮らしをしている青年アラジン(メナ・マスード)は、お忍びで王宮の外にでた王女ジャスミン(ナオミ・スコット)と出会う。


ジャスミンを侍女だと思ったアラジンは監視の目をかいくぐり宮殿に入り込む。ところが、王国を乗っ取ろうと企む、邪悪な大臣ジャファー(マーワン・ケンザリ)に捕まってしまう。ジャファーは強大な力を得るために魔法のランプを狙っている。そのためにアラジンとアブーを洞窟に忍び込ませて持ち帰らせようとするが失敗する。その窮地を“ランプの魔人”ジーニー(ウィル・スミス)に助けられる。しかも、ジーニーには“3つの願い”を叶えてあげるといわれる。アラジンは王子になりたいとジーニーに願い、ある国の王子ということでアグラバーの街に凱旋するのであるが。。。


1.ミュージカルの要素
「ディズニーシー」のアラビアンコーストにいるような音楽が鳴り続ける中で、王女ジャスミン(ナオミ・スコット)の華麗な歌が響き渡る。これがいい。ヒロインにピッタリのなかなかの美貌である。エキゾティックな風貌は中東の血が入っている女優さんと思いきや英国人だ。母親がインド系移民というプロフィルだそうだ、なるほど。ディズニー映画の名作曲家アラン・メンケンと、「ラ・ラ・ランド」「グレイテスト・ショーマン」のチームによる新曲はいずれもいい。そこに名曲「ホール・ニュー・ワールド」も肝の部分で流れる。空飛ぶじゅうたんに乗って2人があちらこちら飛び回るシーンは映画館ならではの臨場感で十分楽しめる。

2.アラジンと魔法のランプ
ストーリーの流れのベースは一緒である。悪者がいないと葛藤が生まれないので邪悪な大臣ジャファーが活躍する。ふとしたことで魔法のランプがジャファーに渡り、それをこするとジーニーが出てきて、ジャファーの言うことを3つかなえるという。宮殿もアラジンもピンチである。そういったピンチも作りながらストーリーは流れる。怪人、魔人いろんな言い方があるけど、ウィル・スミスはうまいなあ。どちらかというと最近はシリアスな映画にでていることが多い。やっぱりコメディタッチがいいよね。


実写版っていいよ。本物の声を聞きたいから当然字幕で。ジャスミン(ナオミ・スコット)の声がきれい。評論家筋は一部高評価だけど、あとはどちらかというと低め、賛否両論の映画は見ろ!というのは鉄則でこれは正解だった。最後はインド映画のように全員でダンスだ。これでファンキーな気分をますます高揚させる。映画が終わって食事、イスラム史好きの娘とは言えさすがに中東料理はないので「ディズニーシー」アラビアンコースト同様のインド料理で昼食、楽しい映画なので辛めにして食も進んだ。
コメント
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