後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

zebra1192さん、コメント有難う御座います。

2008年01月08日 | 社会・経済

zebra1192さん、コメント有難う御座います。

確かにインターネット文化は古来の伝統的な日本の文化を破壊する傾向があると思います。

このzebra1192さんからのコメントは深い、そして重要な意味を持っていると思います。

短兵急に反論する気持ちは毛頭ありません。それよりもこのブログをみている方々のご意見を頂ければ幸いと思います。どうぞ宜しくお願い申し上げます。敬具、藤山杜人

コメント

代々木高等学院なるユニークな教育機関についての紹介拝読致しました。今までの教育のあり方、或いはいまの教育のあり方に対する一色氏なりの考えに基づき、インターネットを活用することにより、新しい形の教育を試みておられることには、充分評価に値するものでもあり、大したものだと思うものです。ただ基本理念の中で、生徒はお客様的考えがある点には、だから古いのだと言われるかも知れないが、今の若者達の精神構造に迎合するものの様に思われてならない。その良い例示を出されているが、修学旅行での記念写真の際に教師が中央に座るのはおかしいとの指摘、確かに自分から中央に納まるのはどうかと思うが、生徒達が、先生に敬意を表して座らせる様な雰囲気が生徒達に身についている様、育成・教育するのが、真の教育ではないのか。そうでないからこそ、教師を教師とも思わない(まるで友達)とか、親を親とも思わぬ若者が増え、今の荒廃を招いているのでは。必要なのは、こうした現在の状況への対症療法ではなく、その根本原因を取り除かねばと思うのですが。その為にはやはり小さい時からの教育と言うことになるのでは。新年早々老人丸出し論で悪しからず。


ブログとベンチャー企業の隆盛(4) 

2008年01月08日 | 社会・経済

@インターネットによる地方経済の活性化

以前、茨城県庁の商工労働部へ経済産業省からT氏という行政官が部長として出向していた。地域経済活性化とベンチャー企業の育成に情熱を持ち数々の施策を実行していた。良い情熱を持った人と感動し、筆者もその一部のお手伝をした。

その折に幾つものベンチャー企業を訪問した。新しい計測器を開発、販売している会社、店舗用のソフトの開発会社、DNAを用いて家畜の販売ルートを明確にするサービスを試みている会社、高速コンピューターの新システムを試みている会社、などなどへ行ってみるとどれもが元気一杯であった。

経営者に会っていろいろ聞いてみて分かったが、これらの会社はインターネットを用いて新商品や新サービスを全国へ販売している。東京へ出て行かないで地方に居て営業活動をしている。良いものを創造すればインターネットを通じて全国へ売れる。

@インターネットによる松前町の活性化に実例

先日、松前町の六郎さんからこのブログへコメントを頂いた。そこで六郎さんのブログを見る:http://kohjin.web.fc2.com

彼は松前に住み着いて音楽家として作詞、作曲、演奏活動を活発にしている。

とくに最近ヨットの曲、Sailingという曲を発表し全国でよく歌われるようになっているそうである。

また松前町観光協会の理事として地域の活性化のために尽力している。

このような方々が地方に増えている。

その原因が幾つもあろうが、一つには大都市圏に出なくてもインターネットで広報、営業活動が出来るからである。

広報・営業のような経済活動だけでなく、その派生的効果も大きい。六郎さんのような方は単に地域経済を活性化をするだけでなく、地方の生活の質を上げ、若者を地域に定着させる効果がある。彼のように全国で有名になりつつある音楽家や芸術家が地方に分散し、その地域の生活を芸術的な面でも魅力的にしている。そうすれば自然に若者も定着する。

ブログをされている人々は個人として独自の境地を開いている。組織や都会になんとなく頼るという精神風土から離れることが容易である。

インターネットは経済活動の強力な武器の一つではあるが、筆者が強調したいことはその精神風土への大きな影響である。組織優先的精神風土からの脱却の促進こそが衝撃的な影響ではなかろうか?功罪両面はあるがあまりネガティブな影響や効果のみを強調するのは建設的な結果にならないと思う。(続く)