後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

エマージェンシー・ラダーの実験結果

2009年01月05日 | うんちく・小ネタ

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Hoota’s Yacht Life というブログを書いていらっしゃる、hoota さんと友人になり、メールでヨット術の指導を受けています。( http://hoota.blog.so-net.ne.jp/ )

エマージェンシー・ラダーの写真も送ってくれたので自分で作りあげました。昨日、ヨットに行って実験をしました。

下の左の写真のようにプレイデッキの端に2個の簡易万力を取り付け、その間にラーダーに直結したテラーをロープでとりつけました。右の写真は船をエンジンでゆっくり走らせながら舵の効き具合を実験している様子です。

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実験は半分成功、半分失敗でした。船は左右に曲がりますが、大回りすぎます。

プレイデッキがあるので舵を垂直に下ろせない。テーラーが短かすぎる。舵の面積が小さすぎる。などの欠点が分かりました。

次回はテーラーをスターンの左右の舷側から垂直に下ろす実験をして見たいと思います。またテラーを固定する丈夫な鋼の棒を船体につけようとも考えています。舵の面積はこのままで次回の実験は船体と舵との取り付けかたを改良して見ようと思っています。久しぶりに船を出したので爽快な気分になって帰ってきました。(終わり)          撮影者 Mrs、藤山


BYOOLというSNSで知り合った方の絵を紹介します

2009年01月05日 | うんちく・小ネタ

BYOOLというSNSで友人になった、めいこさんは1923年生まれの女性の方です。ホームページを見ていましたら楽しい絵が100枚以上掲載してありました。

素人の絵には、つい上手に見せようとして詰まらない絵になってしまうことが時々あります。しかし、めいこさんは上手に見せようとは微塵も思っていません。見る人々の心へすうっと入って、心を温める絵画です。100点以上ある絵の全てがそうなのです。

山下 清さんの絵を連想しながらHPの文章も読んで行きました。心にしみじみ沁みる、そして心温まる文章です。日常のことをさりげなく書いて、絵も描いて行く。なんと豊かな老後の生活ではないでしょうか。

めいこさんのご了解を頂いたので、ここで二つの絵とそれについた文章をご紹介します。   

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庭の手入れ
 ずっと秋だけだった植木屋さんが、このところ、春にも来て貰う様になった。消毒が主だが、私に庭の世話が殆ど出来なくなったからだ。
 
 此処に引っ越してきて四十数年前、真っ先に植えられた金柑の木は、居間の傍、南側の一番いい場所を占めているのでよく伸びる。春になると、私が脚立に乗って、時々鋭いとげに刺されながらも短く刈っていた。

初めのうち、金柑の実は十二月末にはオレンジ色になるので、お正月には甘く煮ておせちの重箱に入れていたが、ちかごろは季候のせいか十二月はまだ青く、眺めるだけになっている。春になると大きいのを選んで三瓶ほど煮る。あとの実は鳥達が入れ替わり来て啄ばみ、何時の間にか、無くなる。

夏近くなると、金柑の木に芳香の強い白い花がたくさん咲いて、今まで何処にいたのかと思うほどの蜂や、綺麗に装った蝶がひらひらとやって来る。忙しげにあちこちと移動して働いている小さな生き物たちを、居間からガラス越しにそっと眺めていると、家の中にいる私まで元気を貰うような気がする。

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暮らしの中、「チャイム」
夜の8時、チャイムが鳴る。あやしみながら応答すると、今まで話をした事の無い近所の家のご主人が立っておられた。

「犬の散歩の途中だがお宅の家の方を見ると、勝手口の電灯の上にある橙色の回転灯が光って点滅している。こんなのは今まで見た事が無いのでお知らせする」と言われる。

勝手口の外へ出てみると、橙色の光が派手に点滅している。この機器自体が勝手口に付いているのを知らず、何物か判らず迷ったが、夜遅いので、セコムに相談の電話をすると、これはセコムの物です、とすぐ若い人が来てくれた。パソコンのADSL機器が近くにあり、相性が悪いのかもしれないと言う。3日して工事の方が来てアダプタをつけた。

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出典は、HP「80歳の生活」より、

http://hyoutannjima.hp.infoseek.co.jp/


BYOOLというSNSで知り合った方の本を紹介します

2009年01月05日 | 本と雑誌

ソーシャル・ネットワーキング・システム(SNSと略記)には色々なものがあります。

以前このブログで紹介したように、銭本三千年氏が数多くのSNSを比較検討されてBYOOLが会員の質も良く、コメントも多く貰えるという意味の総合結果を発表しました。さっそく銭本氏の紹介で先月の10日に入会しました。まだ1ケ月にもならないのに1200件ものアクセスがあり、小生のブログへ対して心温まるコメントを数多く頂きました。その上、このSNSでは友人関係をつくり、個人的なメールの交換も出来ます。

その友人の一人に榊原節子さんがいらっしゃいます。最近、本を出版しましたので以下にご紹介します。

「ああ、いい人生だった」と呟いて人生に幕を引くために、、、このテーマは引退後の人間はひとしく考えるテーマです。そして凛とした生活をする。趣味を楽しみながら自分が忙しく通り過ぎて来た人生をもう一度考えなおす。とても重要な内容の本です。

資産運用へ興味の無い人々にとっても一読の価値があるテーマを取り上げています。

今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。 草々、藤山杜人

榊原節子著、「凛(りん)としたシニア」 (1365円)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4569705510/
内容紹介
老後の資金を人生の最期まで守るには、どうしたらいい?
金融危機にも耐えうるようなシンプルな長期投資とは?
身体の弱点を探すには? 記憶力の衰えを防ぐためにはどうしたらいい?
死への過程を受け入れるには?
「ああ、いい人生だった」と呟いて人生に幕を引くためには、何をしたらいいのでしょう。
今までと生活ががらりと変わってしまう定年後に向けて、お金と心の準備はできていますか?
自らの価値観、生きがい、なりたい自分を明確にし、それを定年後の「第二の人生」の中核に据えて、具体的な日程表を作成しましょう
ファイナンシャル・アドバイザーの著者が、「資産運用」から「死への心構え」まで、
「第二の人生」を幸せに生きるプランをご提案!
著者略歴 (BOOK著者紹介情報」より)
榊原 節子
1944
年、東京生まれ。米国マウント・ホリヨーク大学を経て、国際基督教大学社会科学科を卒業。国際会議同時通訳として活躍後、大手証券会社にて医薬品、老人ホームなどの企業買収を手がける。あわせて、義父・榊原仟および実家人脈を背景とする医療関係プロジェクトに携わる。1991年、国際投資コンサルティング会社アルベロサクロを設立、社長に就任。2002年に実務から退く。現在は、大人と子供の金銭教育、社会貢献、シニアが求めるアドバイザー、心と資産の継承などをテーマとする著作、講演を中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)