後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

盛んに硫黄を噴き出している硫黄山の写真

2012年10月03日 | 写真

北海道には雄大な大地が広がっています。美しい水を湛えた湖も沢山ありおます。温泉もあります。そして昭和新山のような新しい火山もあります。その上、盛んに硫黄を噴き出している硫黄山もあるのです。屈斜路湖に近い川湯温泉の隣にあります。かなり大きな山ですが、その斜面から盛んに硫黄を噴き出しているのです。

ですから山の名前を硫黄山と言います。その写真をお送りいたします。

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下の写真は摩周湖第三展望台から見降ろした硫黄山です。右手の白い山が硫黄山です。

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パワースポットで祈れば幸せになれる・・・それを笑ってはいけない

2012年10月03日 | 日記・エッセイ・コラム

パワースポットは和製英語で外国では通用しないそうです。

そのスポットでは大地のエネルギーが感じられ、自分の運が良くなり、幸福になれるのです。

若い女性に人気のある場所です。

それでは何処にあるのでしょうか?「東京のパワースポット」という言葉を検索すると都内の神社の一覧表が出て来ます。そしてその境内の大木のある所や井戸など神秘的な雰囲気のある特定の場所がパワースポットになっているようです。

ここまで調べてみると、「パワースポット」は神道と関係した「原始宗教の一種」であると言えます。古来から日本民族の文化として存在していた霊場や「聖なる場所」のことを今風に「パワースポット」と呼んだのです。

しかし昔からの霊場とパワースポットはその概念に少しの違いがあります。

霊場には神秘的で、何故か暗くて、おどろおどろしい雰囲気があります。この暗くて恐ろしい雰囲気を除いて「明るい祈りの場」あるいは「幸せを呼ぶ祈りの場所」と変えたのがパワースポットです。それは現在の日本の若者が考えだした一種の原始宗教です。

世の中の偉い人々はパワースポットに集まる若者たちを軽薄な連中として笑います。しかし私には嗤うことが出来ません。

パワースポットに行って幸せになろうとする行為は人間の本質的な心の動きなのです。私自身はそこに行きませんが、そこに集まる人々に深く同情します。そのような人々が好きです。そして皆が幸せになれるように声援を送りたいのです。

何故でしょうか?自分はカトリックの信者ですが佛教も好きです。日本に古来からある原始宗教にも敬意を感じます。

私もいろいろな場所に行くと何故か祈りたくなることがあります。

今回行った北海道で、ここがヒョッとしたらパワースポットでは?と感じた場所の写真を下にお送りします。

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写真の上段は、左から順に、霧の野付灯台、牧草地の丘の上にある小さな森、弟子屈町にある硫黄山です。下の大きな写真は夕暮れの屈斜路湖です。

写真をクリックすると大きな写真になります。

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パワースポットは人それぞれ違う場所でも良いと思っています。なにかを祈りたく感じた場所がその人の、その時のパワースポットなのだと信じています。

話はいきなり飛びますが、2000年前に生きていたイエス様は人々が本当に幸せになれるようにいろいろな言葉を残してくれました。それを書いたのが「福音書」です。幸福になるための書です。ですから、ある人々にとっては福音書こそ究極のパワーを貰える書物なのです。そのように広い気持ちで考えて全ての人々が幸せになるように想う心が大切と信じています。

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それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしまします。

後藤和弘(藤山杜人)