後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「我が町の土俗的な信仰の写真」

2023年12月01日 | 写真
近所の道端に小さな祠が祀られています。いつも花が供えてあります。私は興味を持って眺めています。こういう土俗信仰や土着信仰に興味があるのです。
そこで今日は土俗信仰や土着信仰について書いてみたいと思います。
まず私が撮った小さな祠の写真を示します。

1番目の写真は小金井市貫井南町にある小さな祠の写真です。このような小さな祠が近所の3つあります。
さて土俗信仰とはどういうものでしょうか?
キリスト教、イスラム教、仏教の三つのうちもっとも古い仏教でもその起源はだいたい紀元前5世紀ごろです。 
しかしそのずっと前から、人々は土俗的な信仰を持っていました。  その特徴は、霊的な存在を信仰するアニミズムや多くの神を崇める多神教というものでした。
それらは村落の守護神のであり、 穀物や豊饒の神でもありました。
山,川,森,洞窟,海などあらゆる場所に神が宿っていると信じられていました。
小金井市にある3つの小さな祠はそのような土俗的な信仰が21世紀の現在の脈々と生き続けていることを証明しています。
そして土俗的な雰囲気の『おいなりさん』も近所にあります。小金井稲垣稲荷神社です。竹藪が鬱蒼としていて暗いので昼でもお化けが出そうです。土俗的な雰囲気がみなぎっているのです。
2番目の写真は小金井稲垣稲荷神社です。
3番目の写真は小金井稲垣稲荷神社の祠です。
ヨーロッパの田舎をドライブしていると道端にマリア様の祠があります。日本の道祖神や馬頭観音と同じように旅の安全のためにあるのです。人間の気持は同じようです。
ヨーロッパの道端にあるマリア様の祠の写真を2枚お送り致します。
4番目の写真はポーランド の道端にある小さな祠です。出典は、SLOW ART BLOG: 道端のマリア (slow-art.blogspot.com)  です。

5番目の写真はヨーロッパの道端にある小さな祠です。
何故、私は道端の道祖神、馬頭観音、庚申塔やマリアの祠などに興味を持つのでしょうか?それらは民族古来のものです。卑小なものですが民族の文化として興味深いものだからです。

今日は土俗信仰について簡略に書きました。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)