後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「日本の山に棲む野生たちに会った時の写真」

2024年07月18日 | 日記・エッセイ・コラム
都会に住んでいると野生動物には滅多に会いません。しかし山に行くといろいろな野生動物に会います。そして私は山梨の山林の中の小屋に何十年も通っているのでいろいろな野生動物に会っています。キツネ、シカ、サル、カモシカなどに会っています。
今日から折にふれて会ったろいろな野生動物たちをご紹介したいと思います。それは日本には豊かな自然がある証です。山々には野生動物がたくさん棲んでいるのです。
私の甲斐駒山麓の山林の中の小屋には野生の狐、鹿、猿が時々やって来ます。人を怖がらず少し遊んでから山林の中へ帰っていきます。まずそんな野生の狐、鹿、猿、カモシカの写真をお送り致します。自分で撮った写真です。
1番目の写真は山林の中の小屋に遊びに来たキツネです。人間が珍しいのか私のそばに寄って来て私をしげしげ観察して林の中へ帰って行きました。
2番目の写真は山林の中の小屋に来た野生のシカです。鹿は臆病で近くに来ません。遠くからこちらを伺ってから帰って行きます。
3番目の写真は小屋の窓近くまで私を覗きに来た猿の群れのボスです。
小屋の外では猿の大群が庭の木々に登って遊んでいます。普通は雑木林の地面に群がって木の実を拾っていますが時々は野生の猿らしく木の上に登って仲良く毛づくろいをしています。
猿は農作物を食べるので里では犬を使ったり、爆竹を鳴らして追いはらいます。しかし山林の中ではのんびり遊んでいます。木の上では一人で甲斐駒岳を眺めてのんびりと考えごとをしている猿もいます。
しかし野生の猿ですから、ボス猿が私を用心深く見張っています。
野生動物の緊張感がみなぎっていて、見ていると自分もこの森に住んでいる原始人になったような気分になります。
4番目の写真は山林の私の小屋の前に遊びに来た特別天然記念物の日本カモシカです。好奇心が強く私を何時までも見つめていました。
山林の小屋へは50年以上通っていますが日本カモシカを見たのは初めてです。猿の群れや日本鹿や狐や猪はよく徘徊していますが日本カモシカは初めてです。
日本カモシカは昭和9年(1934) 5月1日天然記念物に指定され、30年(1955) 2月15日特別天然記念物指定されました。
この動物はシカ科ではなく、ヤギに似た反すう偶蹄類ウシ科に属する日本固有種なのです。
体には白色の綿毛が密生し、その上を黒褐色または淡赤褐色で7~10cmの上毛が覆っています。群れを作らず一頭で暮らしています。つがいの関係が長く続くそうです。寿命は15年と言われています。
 
そして姿は見せず足跡だけが沢山あるのは猪の群れです。小屋の回りは時々イノシシに掘り返されて穴だらけになります。夜間に地中のミミズや虫を食べているのです。
 
5番目の写真は農作物へ甚大な被害を与えるイノシシの群れです。イノシシは農家にとっては困った問題です。この写真はインターネットからお借りしました。
その他、写真は撮れませんでしたがキジやヤマドリも棲んでいます。ケン、ケーンというキジの鳴き声が林に木霊します。
小さな動物もいます。家の中に小さな可愛いカヤネズミが入ってきたり、煙突に小鳥が丸い巣を作っていたこともありました。
このように山林の小屋に泊ると日本には野生動物が沢山棲んでいることを実感します。
 
そこで日本の野生動物のことを少し調べてみました。良い資料は環境庁の以下の2つの資料です。
「日本の野生生物」、http://www.env.go.jp/nature/yasei/pamph/index.html
「日本の動物分布図集」、https://www.biodic.go.jp/kiso/atlas/
これらの資料から分かったことをご紹介いたします。
日本にはわかっているだけで 9 万種以上の野生生物が生息しているそうです。日本の狭い国土にもかかわらず南北に長く複雑な地形と豊富な降水量や四季の変化などのお陰で多種 多様な野生生物が棲んでいるのです。
 
その上 沖縄・奄美・小笠原などの島、大雪山・日本アルプスなどの高山帯、琵琶湖・尾瀬ヶ 原などの隔離された自然環境には固有の生物が多く生息しています。従って 日本全体は固有種の割合が高くなっているのが特徴です。 哺乳類に限ってもニホンザル・イタチ・ニホンカモシカ・ニホンリス・ムササビ・ホンド モモンガ・ヤチネズミ・オキナワトゲネズミ・ヤマネ・アマミノクロウサギ・ノウサ ギなど多くの日本固有種が棲息しているのです。
追加の写真で 日本の代表的な野生動物の数例を示します。
6番目の写真は佐渡にいるトキです。羽根の色が優雅なトキ色になっています。インターンットからお借りしました。
7番目の写真はツシマテンです。テンは全国にいますが夜行性で臆病なのでめったに見ることは出来ません。インターンットからお借りしました。
8番目の写真は本州などにいるツキノワグマです。インターンットからおりしまりしました。
9番目の写真は北海道の川で鮭を捕っているヒグマです。インターンットからお借りしました。ヒグマは北海道にしかいません。本州にはツキノワグマが棲んでいます。
環境省では、これらの野生動物の保護を進めています。かけがえのない命を失 うことがないように開発に伴う生息環境の消失 を防いでいます。絶滅の危機に ある希少野生動植物について捕獲等の規制、各種開発行為の規制、生息環境の保全・復元などを行っています。
政治の世界では環境省はあまり重視されないことがあります。しかし環境省こそが日本の豊かな自然を守っているのです。感謝しています。
 
今日は沢山棲んでいる日本の野生動物をご紹介しました。そしてこの豊かな自然を守っている環境省の活動をご紹介しました。
 
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

「アジサイはドイツでも咲いています」

2024年07月18日 | 写真

アジサイはドイツでも咲いています。
アジサイはドイツ語でHortensie( ホルテンジエ)と言い、英語ではHydrangea(ハイドランジア)と言います。
日本だけでなく欧州でも広く普及してます。いろいろな派生種があります。
水が酸性かアルカリ性かによって、花の色が変わるのは、有名な話ですね。

示した写真の出典は、https://minkara.carview.co.jp/userid/314846/blog/44079793/ です。


「アジサイの原産地は日本」

2024年07月18日 | うんちく・小ネタ

アジサイの原産地は日本で、その元はガクアジサイです。 アジサイは日本から中国にわたり、シルクロードを伝わってヨーロッパへと伝わっていき、イギリスなどで東洋の花として人気が出て、品種改良が進んだのです。
写真はアジサイの原産地、日本のガクアジサイです。


「鎌倉にはアジサイがあちこちに咲いている」

2024年07月18日 | 写真

鎌倉は古都で魅力ある場所です。そのうえ家内が生まれ育った所なので何度も訪れました。アジサイが美しい古都です。
鎌倉のアジサイの花の写真をお送り致します。
写真の出典は、https://travel.rakuten.co.jp/mytrip/amazing/ajisai-kamakura です。

写真は順に長寿寺、円覚寺、成就院、長谷寺のアジサイです。


「日本の梅雨とアジサイの詩的な風景」

2024年07月18日 | 写真

この季節はアジサイが静かに美しく咲いています。私の家の庭にもガクアジサイ、墨田の花火なども咲いています。梅雨が降りかかり一層あざやか色です。日本の梅雨の季節の美しい風物詩です。

今日は美しいアジサイの写真をお送り致します。

1番目の写真は美しい古刹として知られる鎌倉の長谷寺のアジサイです。写真の出典は、https://clubtravelerjapan.com/article/spot/9430/ です。まったく余談ですが家内はこの近所で生まれ育ちました。

2番目の写真は山里の梅雨の季節の霧の中のアジサイです。写真の出典は、https://ganref.jp/m/tkrphoto/portfolios/photo_detail/2156726 です。

3番目の写真は滋賀県長浜市のお寺の山門とアジサイです。出典は、https://www.excite.co.jp/news/article/Jisin_29199/ です。

4番目の写真は京阪墨染駅近くの藤の森神社のアジサイです。出典は、https://kyoto3aiko.exblog.jp/13984144/ です。

5番目の写真は富士五湖の山中湖の湖岸のアジサイです。写真の出典は、https://clubtravelerjapan.com/article/spot/9430/ です。

6番目の写真は我が家のムクゲとノウゼンカズラズラ、名残りのアジサイです。

梅雨時は毎日雨で気持ちが滅入りがちです。そこで今日は色あざやかなアジサイの花の写真をお送りいたしました。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)