後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

アーネスト・ヘミングウェイの「老人と海」

2024年07月08日 | うんちく・小ネタ

『老人と海』はアメリカの作家アーネスト・ヘミングウェイ(Ernest Miller Hemingway)による中編小説で、出版は1952年でした。

ヘミングウェイは1899年7月21日に生まれ 1961年7月2日に亡くなりました。
この作品により、ヘミングウェイは1953年にピューリッツァー賞、1954年にはノーベル文学賞を受賞しました。

あらすじです。
キューバの老漁夫サンチャゴは、長い不漁にもめげず、小舟に乗り、たった一人で出漁する。残りわずかな餌に想像を絶する巨大なカジキマグロがかかった。4日にわたる死闘ののち老人は勝ったが、帰途サメに襲われ、舟にくくりつけた獲物はみるみる食いちぎられてゆく……。

徹底した外面描写を用い、大魚を相手に雄々しく闘う老人の姿を通して自然の厳粛さと人間の勇気を謳う名作です。


「25年間のヨットの趣味を振り返って」

2024年07月08日 | 日記・エッセイ・コラム
私は50歳で江の島の小型ヨットスクールへ通い、53歳の時、琵琶湖へ行ってヤマハ19という中古のクルーザーを初めて購入しました。
長さが5m90cmの小さなクルーザーで操船が簡単そうでした。そのヨットを水郷汽船(株)経営の霞ヶ浦マリーナへ陸送しました。
 
ヨットをクレーンで吊って水に入れてくれたのがマリーナの佐藤敏郎さんです。
それ以来、23年間、2012年の秋にヨットを止めるまで佐藤さんにお世話になったのです。
優しい性格でいつも笑顔を絶やさずヨットの修理の仕方や扱い方を根気よく教えてくれました。
はじめのヨットをあけび号と命名し、家内とよくセイリングしたものです。
1番目の写真は家内と一緒に帆走中のあけび号です。
霞ヶ浦で10年間乗った「あけび号」を群馬県のカヤシマさんという方へ売りました。
「あけび号」を手放してから今度は大きな「ルナ3世」号を買いました。
2番目の写真は「ルナ3世」号です。長さ26フィートです。
3番目の写真は駿河湾の沼津に近い漁港に舫っているHootaさんが艇長をつとめるハンスクリスチャン41です。
 
この日私も駿河湾のセイリングを楽しむことが出来ました。2009年4月でした。
 
私のヨットの趣味は葉山や江の島で小型ヨットのディンギイで2年、霞が浦でYAMAHA-19での10年、「ルナ3世」号での13年間、合計25年間の趣味でした。
 
今日は私のヨットの趣味をご紹介致しました。その趣味のお陰で私は他人を見かけによって差別しなくになったのです。
 
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

「夏が来れば想う大海原と大空の風景」

2024年07月08日 | 日記・エッセイ・コラム

今年も暑い夏が巡って来ました。夏が来るといろいろなことを想います。疎開した田舎の夏。学校で聞いた玉音放送。田畑での手伝い。蝉取り。海水浴。海辺から見た大海原の風景。崩れる大波の音。高い青空に輝く太陽。
もうあの時は返ってこないセピア色の思い出です。
いろいろな事がありましたが、今日は海水浴の思い出を書いてみようと思います。戦前の小学1年から戦中は除き戦後24歳になるまで毎年家族や友人と行きました。
当時は仙台に住んでいましたので海水浴と云えば近くの荒浜や菖蒲田の浜でした。そして松島の向こうには野蒜海水浴場があり、遠路にもかかわらず出掛けて行ったものです。その上、塩釜からポンポン船に乗って松島湾の桂島や宮戸島の海水浴場に何度も行きました。
ポンポン船と呼ぶ理由は、焼き玉エンジンの音がポンポンというからです。その音に合わせて白い煙を船のエントツから青空へ吐き出すのです。とても長閑な風景でした。
当時は戦後の貧しい時代だったので夏の娯楽と言えば海水浴しかなかったのです。
一番懐かしいのは荒浜や菖蒲田や桂島の、そして野蒜海岸や宮戸島での海水浴の時見た大海原の風景です。
懐かしさのあまりインターネットで検索して桂島と宮戸島の海水浴場の風景写真を探しました。

1番目の写真は桂島の海水浴場の風景です。この海水浴場は例年なら7月初旬に海開きします。

2番目の写真は海開き後の宮戸島の海水浴場の風景写真です。色とりどりのパラソルやテントが写っていますが、昔の海水浴場には無かった光景です。

一方、家内の少女の頃の思い出です。
戦争前に鎌倉で生まれ育った家内は自宅から水着にケープを羽織って松原を抜けて、由比ヶ浜に走って行って毎日のように海水浴をしていたそうです。そして地引網を引くのを手伝って小魚をもらったことを楽しそうに話します。
当時、海水浴は最大の娯楽だったので鎌倉の家に親類が沢山泊まりに来て一緒に海水浴を楽しんだそうです。

3番目の写真は茅ケ崎の海水浴場の写真です。ここから3枚は自分で撮ったものです。

4番目の写真は昔から有名な大磯の海水浴場です。毎年、夏には人で溢れる海水浴場です。

5番目の写真は茅ケ崎の海水浴場では若者達だけがサーフィンを楽しんでいる光景です。
これらの写真には人が殆ど写っていないので大海原と空の広さがよく判ります。空はあくまでも高く、海は無限に広いのです。海はさまざまな風景を見せてくれます。

追加の写真を2枚お送りします。プロの写真家の深沢さんが撮った海の写真です。
写真の出典は、https://capa.getnavi.jp/special/259436/ です。

6番目の写真はプロの写真家の深沢さんが撮った美しい海の写真です。

7番目の写真も写真家の深沢さんが撮った夕暮れの渚の写真です。

今日は夏が来れば想う大海原と海辺の風景写真をご紹介いたしました。こんな海と空の光景を見ると不思議に若かった頃の元気が湧き出して来ます。なんとか暑い夏を過ごす決心がつきます。皆様も暑い夏をお元気でお過ごし下さい。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)