高齢になるといろいろな病気と仲良くなります。多くの高齢者は意外にかなり健康です。毎日爽快なので幸せに暮らしています。しかし見かけによらず、幾つもの病気と共存共栄をしています。
自慢ではありませんが、私も幾つかの病気とお付き合いを楽しんでいます。
その一つに小脳脊髄変性症という難病があります。もう十年以上まえからのお付き合いです。
筋肉の動きをコントロールする小脳が委縮して行く一種の病気です。歩くとフラフラします。転びやすくなります。ろれつが回らず言葉が不明瞭になります。治療法が無いので難病の指定されています。従って介護保険の適用を受けています。
先月、市役所の福祉課から口腔リハビリを9回だけ無料で受けてみませんかという話がありました。
毎日暇なので断る理由もありません。行ってみるとそれはJR東小金井の駅前にある立派な建物です。
駐車場があるというので毎週一回、車の運転を楽しみながらもう4回も行きました。
そこの名前は、長くて恐縮ですが、「日本歯科大学口腔リハビリステーション多摩クリニック」と言います。
初めて行った時いろいろ検査をしてくれたのが院長の菊谷 武教授でした。
菊谷先生は情熱的です。眼光鋭く独創的な考えの持主であることがすぐに分かりました。
歯学の新しい分野の口腔機能の研究分野を切り開き日本の歯学学会をグイグイ引っ張っているタイプの先生のようでした。
私は昔大学で働いていたので数多くの学者に会ったことがあります。ですからお会いしただけでどのようなタイプの学者なのかがある程度分かるのです。
帰宅してから菊谷先生のことをいろいろ調べました。私の想像は正しかったのです。
高齢者の口腔機能を向上するリハビリの分野で有名な先生でした。日本歯科大学で口腔機能の新しい教育コースの推進に努力し、多摩クリニックの創設をし、その院長をしているようです。口腔機能の改善に関する分かり易い本も多数出版なさっている有名な方です。
ブログに記事として多摩クリニックを紹介したいのですがと相談しましたところ快く許して下さいました。
そうして、2017年2月23日の週刊文春の「舌を鍛えて『寝たきり』予防!」と題する記事が掲載されていると教えてくれました。
そこには菊谷先生の口腔リハリビの平易な説明があったのです。
さて何故このような記事を書く気になった理由を書かせて下さい。
その理由は毎回、実際にリハリビの指導をいてくれた若い歯科医の岩渕 信先生の人柄に感動したからです。指導が懇切丁寧な上に足もとの危ない私の手を取ったり支えたりしてくれるのです。一般に若者は汚く老いた高齢者に触りたがらないものです。しかし岩渕さんは違います。私の優しい孫と同じです。
ですから全てを岩渕さんの言う通りにすることにしたのです。
そうしたた宿題をくれたのです。毎日3回、決まった舌の運動と発音演習を行うのです。それは2017年2月23日号の週刊文春の「舌を鍛えて『寝たきり』予防!」の39ページに掲載されています。
週刊文春の記事を見て、ウンこれは簡単だ!と始める人は多いと思います。しかしそれを1年以上継続する人は果たして何人いるでしょうか?私は1年間くらいは継続することにしました。岩渕先生のお顔を思い出すとしたくなるのです。不思議です。
実は舌の運動でロレツが回るようになるとは信じていません。小脳脊髄変性症という不治の病気が舌の運動で治る筈などありません。
しかし舌の運動を毎日3週間して驚くべき効果があったのです。
舌で上顎や歯茎を押し上げる運動をしていると唾が多量に出て口腔内を洗浄してくれます。それが歯痛の予防になったようです。
老人性の歯痛が一切なくなったので残ったすべての歯で食物を噛むようになったのです。固い肉でもドンドン食べられるようになったのです。食事が楽しくなったのです。
意外や意外。口腔リハビリなんて軽く考えてはいけなかったのです。
そのことに気付かせてくれたのが岩渕先生なのです。その岩渕先生の師匠が菊谷 武教授なのです。
ですからここに「日本歯科大学口腔リハビリステーション多摩クリニックと菊谷 武教授を讃える」という記事を掲載したのです。
それはそれとして、毎日3回、決まった舌の運動と発音演習を行ってみませんか?必ずや現在以上に気分爽快になります。

1番目の写真は「日本歯科大学口腔リハビリステーション多摩クリニック」の建物です。

2番目の写真は韓国からの研修医の囲まれた菊谷 武教授です。

3番目の写真は担当してくれている歯科医の岩渕 信先生です。
===参考資料==========================
日本歯科大学口腔リはビリステーション多摩クリニック
http://dent-hosp.ndu.ac.jp/nduhosp/tama-clinic/index.html
多摩クリニック院長、菊谷 武教授について;
昭和38年11月26日 生 東京都出身
日本歯科大学大学院生命歯学研究科臨床口腔機能学 教授 、歯学博士
附属病院 口腔介護・リハビリテーションセンター センター長
日本歯科大学大学院生命歯学研究科 臨床口腔機能学 教授
日本歯科大学附属病院 口腔介護・リハビリテーションセンター センター長を務める。
平成元年 歯学部附属病院高齢者歯科診療科入局
平成13年10月より 附属病院 口腔介護・リハビリテーションセンター センター長
平成17年4月より助教授
平成19年4月より准教授
平成22年3月 東京医科大学兼任准教授
平成22年4月 教授
平成22年6月 大学院生命歯学研究科臨床口腔機能学 教授
平成24年10月 口腔リハビリテーション多摩クリニック 院長
日本老年歯科医学会 指導医、認定医
日本障害者歯科学会 指導医、認定医
日本摂食・嚥下リハビリテーション学会 認定士
所属学会
日本老年歯科医学会 理事、評議員
日本摂食・嚥下リハビリテーション学会 理事、評議員
日本障害者歯科学会 評議員
著書
『口腔機能評価NAVI』医歯薬出版
『在宅医療の技とこころ“口から食べる”を支える ”- 在宅でみる摂食・嚥下障害,口腔ケア-』南山堂
『図解 介護のための口腔ケア』講談社
その他、多数。
自慢ではありませんが、私も幾つかの病気とお付き合いを楽しんでいます。
その一つに小脳脊髄変性症という難病があります。もう十年以上まえからのお付き合いです。
筋肉の動きをコントロールする小脳が委縮して行く一種の病気です。歩くとフラフラします。転びやすくなります。ろれつが回らず言葉が不明瞭になります。治療法が無いので難病の指定されています。従って介護保険の適用を受けています。
先月、市役所の福祉課から口腔リハビリを9回だけ無料で受けてみませんかという話がありました。
毎日暇なので断る理由もありません。行ってみるとそれはJR東小金井の駅前にある立派な建物です。
駐車場があるというので毎週一回、車の運転を楽しみながらもう4回も行きました。
そこの名前は、長くて恐縮ですが、「日本歯科大学口腔リハビリステーション多摩クリニック」と言います。
初めて行った時いろいろ検査をしてくれたのが院長の菊谷 武教授でした。
菊谷先生は情熱的です。眼光鋭く独創的な考えの持主であることがすぐに分かりました。
歯学の新しい分野の口腔機能の研究分野を切り開き日本の歯学学会をグイグイ引っ張っているタイプの先生のようでした。
私は昔大学で働いていたので数多くの学者に会ったことがあります。ですからお会いしただけでどのようなタイプの学者なのかがある程度分かるのです。
帰宅してから菊谷先生のことをいろいろ調べました。私の想像は正しかったのです。
高齢者の口腔機能を向上するリハビリの分野で有名な先生でした。日本歯科大学で口腔機能の新しい教育コースの推進に努力し、多摩クリニックの創設をし、その院長をしているようです。口腔機能の改善に関する分かり易い本も多数出版なさっている有名な方です。
ブログに記事として多摩クリニックを紹介したいのですがと相談しましたところ快く許して下さいました。
そうして、2017年2月23日の週刊文春の「舌を鍛えて『寝たきり』予防!」と題する記事が掲載されていると教えてくれました。
そこには菊谷先生の口腔リハリビの平易な説明があったのです。
さて何故このような記事を書く気になった理由を書かせて下さい。
その理由は毎回、実際にリハリビの指導をいてくれた若い歯科医の岩渕 信先生の人柄に感動したからです。指導が懇切丁寧な上に足もとの危ない私の手を取ったり支えたりしてくれるのです。一般に若者は汚く老いた高齢者に触りたがらないものです。しかし岩渕さんは違います。私の優しい孫と同じです。
ですから全てを岩渕さんの言う通りにすることにしたのです。
そうしたた宿題をくれたのです。毎日3回、決まった舌の運動と発音演習を行うのです。それは2017年2月23日号の週刊文春の「舌を鍛えて『寝たきり』予防!」の39ページに掲載されています。
週刊文春の記事を見て、ウンこれは簡単だ!と始める人は多いと思います。しかしそれを1年以上継続する人は果たして何人いるでしょうか?私は1年間くらいは継続することにしました。岩渕先生のお顔を思い出すとしたくなるのです。不思議です。
実は舌の運動でロレツが回るようになるとは信じていません。小脳脊髄変性症という不治の病気が舌の運動で治る筈などありません。
しかし舌の運動を毎日3週間して驚くべき効果があったのです。
舌で上顎や歯茎を押し上げる運動をしていると唾が多量に出て口腔内を洗浄してくれます。それが歯痛の予防になったようです。
老人性の歯痛が一切なくなったので残ったすべての歯で食物を噛むようになったのです。固い肉でもドンドン食べられるようになったのです。食事が楽しくなったのです。
意外や意外。口腔リハビリなんて軽く考えてはいけなかったのです。
そのことに気付かせてくれたのが岩渕先生なのです。その岩渕先生の師匠が菊谷 武教授なのです。
ですからここに「日本歯科大学口腔リハビリステーション多摩クリニックと菊谷 武教授を讃える」という記事を掲載したのです。
それはそれとして、毎日3回、決まった舌の運動と発音演習を行ってみませんか?必ずや現在以上に気分爽快になります。

1番目の写真は「日本歯科大学口腔リハビリステーション多摩クリニック」の建物です。

2番目の写真は韓国からの研修医の囲まれた菊谷 武教授です。

3番目の写真は担当してくれている歯科医の岩渕 信先生です。
===参考資料==========================
日本歯科大学口腔リはビリステーション多摩クリニック
http://dent-hosp.ndu.ac.jp/nduhosp/tama-clinic/index.html
多摩クリニック院長、菊谷 武教授について;
昭和38年11月26日 生 東京都出身
日本歯科大学大学院生命歯学研究科臨床口腔機能学 教授 、歯学博士
附属病院 口腔介護・リハビリテーションセンター センター長
日本歯科大学大学院生命歯学研究科 臨床口腔機能学 教授
日本歯科大学附属病院 口腔介護・リハビリテーションセンター センター長を務める。
平成元年 歯学部附属病院高齢者歯科診療科入局
平成13年10月より 附属病院 口腔介護・リハビリテーションセンター センター長
平成17年4月より助教授
平成19年4月より准教授
平成22年3月 東京医科大学兼任准教授
平成22年4月 教授
平成22年6月 大学院生命歯学研究科臨床口腔機能学 教授
平成24年10月 口腔リハビリテーション多摩クリニック 院長
日本老年歯科医学会 指導医、認定医
日本障害者歯科学会 指導医、認定医
日本摂食・嚥下リハビリテーション学会 認定士
所属学会
日本老年歯科医学会 理事、評議員
日本摂食・嚥下リハビリテーション学会 理事、評議員
日本障害者歯科学会 評議員
著書
『口腔機能評価NAVI』医歯薬出版
『在宅医療の技とこころ“口から食べる”を支える ”- 在宅でみる摂食・嚥下障害,口腔ケア-』南山堂
『図解 介護のための口腔ケア』講談社
その他、多数。