後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

美しい雪の雑木林の写真をお送りいたします

2017年02月20日 | 日記・エッセイ・コラム
最近の東京は寒い風が吹き荒れていますが、毎日からからの晴天です。
何故か雪に覆われた雑木林の風景が無性に懐かしくなります。
そこで今日は山梨県の甲斐駒岳の麓の雪の雑木林の風景写真をお送りいたします。
そこには43年前に建てた小さな小屋があります。

1番目の写真は甲斐駒岳です。この甲斐駒岳の麓に小屋があり、四季折々よく行きます。
空気が新鮮で、自然に溢れている場所です。鹿や猿や猪と時々会います。小屋の前には年中水が流れている小川があります。岩魚の棲んでいる小川です。

2番目の写真は小屋へ上る山道の入り口の風景です。雪に覆われた水田が広がっています。初夏には青々とした稲が風になびき、カッコーが啼いています。ここから上は水田の無い深い森になっています。

3番目の写真は雪の山道で車が立ち往生している場面です。車はここに置いて家内と山道を登ります。

4番目の写真は雪の雑木林の中を家内が登っている姿です。美しい雑木林の中を歩くのは楽しいものです。

5番目の写真はやっと着いた小屋の庭を流れている小川の写真です。
自分の敷地の中の端を流れ下っていますが、私のものではありません。水利権は下のほうに住んでる農家が共同で持っています。私はその水を絶対に汚さないように大切に使っています。
雪が深くなって車が小屋まで上がらなくなると飲み水はこの小川から汲んで、薪ストーブで湧かしてから使います。小屋に泊まる時には貴重な水です。その上、朝な夕なに、常に美しい水音を立てて流れ下っています。この小川のお蔭で沢山楽しい思いをしてきました。

6番目の写真は小屋の窓から撮った雪に覆われた樹々の写真です。
小屋に入り薪ストーブを盛大に焚きます。すると冷蔵庫のように冷え切った小屋が暖かい空気で満たされます。オーバーや上着をハンガーにかけ窓から何時までも周囲の雪景色を眺めます。

7番目の写真も窓からの眺めです。小川の向う側のガーデン灯が雪のため傾いています。
庭の下流のほうには魚が上り下りできるように斜めに魚道をつけてあります。小川の流れの向こう側は丘になっていて白樺が生えています。
こんな雪景色を見ていると気持ちが静かになります。今日も平穏な一日が流れて行くようです。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)