575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

露の句を楽しむ⑫   遅足

2010年11月02日 | Weblog
最後は狗子さんの句

  露の径帰りを急ぐ下駄の音

朝なのか?夜なのか?下駄の主は女性なのか?
いったい、どんな事情から急ぐのか?
と、想像をかきたてる句。

露というコトバに鍵があるかな?
束の間の逢瀬のあと、家路を急ぐ・・・
露のように美しくはかない恋・・・かも。

          北は

露というコトバは、とても引力が強く、
この言葉だけで一つの世界が誕生します。

一方、その引力から離れた世界を描くことは難しい。
いくつかの句が挑戦していますが・・・
結果はどうだったでしょうか?

いろいろな露を楽しませていただきました。
ありがとうございます。





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冬麗同じ封書が二通来る     朱露

2010年11月02日 | Weblog

   恩師を偲ぶ会の案内封書が二通来た。
   印刷物だけならそういうこともある。
   封筒から中味まで同人物の肉筆とは。
   しかも優秀な男だが顔が浮かばない。

            
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