575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

木の葉髪衿を払って檀に立つ     朱露

2010年11月04日 | Weblog

    初冬木の葉のように落ちる毛髪のこと。
    私の場合白髪なので目立たない筈だが。
    とは言え黒っぽい上着の肩はいけない。
    こんなことに気を使って何を話すんだ。

              



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太陽の塔   麗

2010年11月04日 | Weblog
先日、新聞に紹介されていた芳賀博子さんの俳句。

   太陽の塔の猫背も秋の暮

40年前の大阪万博の時に建設された岡本太郎のモニュメント。
テレビで見たら確かに猫背になっていました。
正面から見るとパワーあふれる太陽の塔ですが後ろ姿はやや淋しげ。

大阪万博の時、幼稚園だった私はひたすら一生懸命歩いた記憶だけは残っています。
皆さんもきっと数々の思い出があるはず。。。
太陽の塔は今も皆の思い出を背負っている感じがします。

万博公園は木立も大きくなり立派な公園になっています。
この俳句を読んで久しぶりに秋の暮れに訪れてみたくなりました。
コメント (1)
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