お約束の荻原教室の報告、遅れおくれでごめんなさい。
酷暑の夏も、ほとんどの勉強会を、オールメンバーでやり抜きました。
先生は何時までも若き旗手。みずみずしい心象詠をみせてくださいます。
題は続いて、地下鉄駅の1字から。
「本」
・ 本体はここに在るのに叫びつつわたしが夏を駆けてゆく窓
「丘」
・ あかるさはあかるさなりに苦しくてどこまでもみどりの夏の丘
「田」
・ 東京にも田園にもまだ住んだことなくて秋めく雲を見てゐる
「音」
・ 機嫌はやや上向いて来たか比較的住まい音がする妻のあけくれ
「伝」
・ ことば尽くして伝はらぬもの鰯雲のやうにこころに浮かぶ秋の日
「橋」
・ なんでもない花束提げて秋の橋ゆけばなんでもなく日は暮れて
酷暑の夏も、ほとんどの勉強会を、オールメンバーでやり抜きました。
先生は何時までも若き旗手。みずみずしい心象詠をみせてくださいます。
題は続いて、地下鉄駅の1字から。
「本」
・ 本体はここに在るのに叫びつつわたしが夏を駆けてゆく窓
「丘」
・ あかるさはあかるさなりに苦しくてどこまでもみどりの夏の丘
「田」
・ 東京にも田園にもまだ住んだことなくて秋めく雲を見てゐる
「音」
・ 機嫌はやや上向いて来たか比較的住まい音がする妻のあけくれ
「伝」
・ ことば尽くして伝はらぬもの鰯雲のやうにこころに浮かぶ秋の日
「橋」
・ なんでもない花束提げて秋の橋ゆけばなんでもなく日は暮れて