11月句会、6人の出席。ちょっとサミシク。でも賑やかに。
亜子さんと立雄さんの選句がまだですが、とりあえず。
兼題「神無月」
①神無月いつも頷く夫(つま)とゐて(値遇)能登・鳥野
②神無月天突き抜ける御柱(麗子)遅足・狗子・立雄
③効能をすこしうたがふ神無月(晴代)値遇・童子・狗子
④居酒屋でニーチェと笑う神無月(朱露)鳥野・狗子・静荷・郁子・立雄
⑤神無月カボチャオバケの目が光る(郁子)値遇・静荷・麗子・立雄・亜子
⑥COP10成果半ばぞ神無月(愚足)亜子
⑦つれあいにやさしくなりぬ神無月(能登)愚足・鳥野・朱露・晴代・郁子・麗子
⑧投函をこぼれし思ひ神無月(遅足)晴代
⑨ずかずかと寄りくる鴉神無月(亜子)能登・愚足・朱露・遅足・静荷
⑩幣(ぬさ)立てて葦舟は行く神無月(静荷)朱露・亜子
⑪また一つ閉店したり神無月(立雄)能登・愚足・郁子
⑫ぶな林に路の明るき神無月(結宇)晴代
⑬新粒子まだ見つからず神無月(狗子)値遇・童子・遅足・麗子
自由題
①脚むくみ独り灸する冬の暮(愚足)能登
②雪雲や縄文列柱日時計す(結宇)
③小春日に夢見る銀の穂の調べ(郁子)
④鵯の寝首を掻いて付け焼きに(朱露)
⑤新豆腐水したがへて沈みゆく(値遇)能登・愚足・鳥野・童子・遅足・晴代・静荷・麗子
⑥発酵のパン生地寝かす冬時間(麗子)鳥野・童子・郁子・静荷・亜子
⑦小春日やベンチに並ぶ懐旧談(晴代)値遇
⑧村を黄に染めて銀杏(ぎんなん)日和かな(亜子)愚足・麗子・立雄
⑨小春日やこわごわ孫と逆上がり(立雄)能登・値遇・鳥野・郁子
⑩ポケットのなかにポケット冬立ちぬ(遅足)値遇・朱露・晴代・麗子・狗子・立雄・亜子
⑪道鏡と太き署名や奈良の秋(静荷)朱露・遅足・狗子
⑫秋の蚊の弱るふりして人を刺す(狗子)
⑬熊の眼が殺されたわけ訊いている(能登)愚足・朱露・童子・遅足・晴代・郁子・静荷・狗子・立雄・亜子
次回は12月15日(水)安田屋。
題詠は「セーター」です。
亜子さんと立雄さんの選句がまだですが、とりあえず。
兼題「神無月」
①神無月いつも頷く夫(つま)とゐて(値遇)能登・鳥野
②神無月天突き抜ける御柱(麗子)遅足・狗子・立雄
③効能をすこしうたがふ神無月(晴代)値遇・童子・狗子
④居酒屋でニーチェと笑う神無月(朱露)鳥野・狗子・静荷・郁子・立雄
⑤神無月カボチャオバケの目が光る(郁子)値遇・静荷・麗子・立雄・亜子
⑥COP10成果半ばぞ神無月(愚足)亜子
⑦つれあいにやさしくなりぬ神無月(能登)愚足・鳥野・朱露・晴代・郁子・麗子
⑧投函をこぼれし思ひ神無月(遅足)晴代
⑨ずかずかと寄りくる鴉神無月(亜子)能登・愚足・朱露・遅足・静荷
⑩幣(ぬさ)立てて葦舟は行く神無月(静荷)朱露・亜子
⑪また一つ閉店したり神無月(立雄)能登・愚足・郁子
⑫ぶな林に路の明るき神無月(結宇)晴代
⑬新粒子まだ見つからず神無月(狗子)値遇・童子・遅足・麗子
自由題
①脚むくみ独り灸する冬の暮(愚足)能登
②雪雲や縄文列柱日時計す(結宇)
③小春日に夢見る銀の穂の調べ(郁子)
④鵯の寝首を掻いて付け焼きに(朱露)
⑤新豆腐水したがへて沈みゆく(値遇)能登・愚足・鳥野・童子・遅足・晴代・静荷・麗子
⑥発酵のパン生地寝かす冬時間(麗子)鳥野・童子・郁子・静荷・亜子
⑦小春日やベンチに並ぶ懐旧談(晴代)値遇
⑧村を黄に染めて銀杏(ぎんなん)日和かな(亜子)愚足・麗子・立雄
⑨小春日やこわごわ孫と逆上がり(立雄)能登・値遇・鳥野・郁子
⑩ポケットのなかにポケット冬立ちぬ(遅足)値遇・朱露・晴代・麗子・狗子・立雄・亜子
⑪道鏡と太き署名や奈良の秋(静荷)朱露・遅足・狗子
⑫秋の蚊の弱るふりして人を刺す(狗子)
⑬熊の眼が殺されたわけ訊いている(能登)愚足・朱露・童子・遅足・晴代・郁子・静荷・狗子・立雄・亜子
次回は12月15日(水)安田屋。
題詠は「セーター」です。