札幌の街は、ここ一月ほど連日30°Cの暑さが続いている。大阪・名古屋に比べれば、こんなものは暑い内 に入らないのだろうが、北海道原人にとっては結構キツイものが有る。てなわけで今日も朝からギラギラ天気、 支笏湖方面へと逃げ出す。途中のラルマナイ川には、白扇の滝・ラルマナイ滝・三段の滝が懸かっている。こ の付近から札幌市にかけては、支笏火砕流の分布域である。これらの滝は、硬い溶結凝灰岩により形成され たもの。今日の写真は、最も上流に有る白扇の滝。上からしか覗けないないので、滝壺は見えない。周辺で何 か花が咲いていないかと探したが、こんな物しかない。キク科コウモリソウ属ミミコウモリ、葉の形がコウモリの 姿を連想させることから命名されたらしい。