今日は朝から雪で、また真っ白に成ってしまった。
したがってまた、何にも無い一日だったので近所の銭湯へ行く。
決して綺麗とは言えない下町の銭湯なのだが、露天風呂の中庭に雪が積もり
一時(ひととき)雪見風呂を楽しむ。
一画の風景を切り取り、その場の状景を楽しむ事が出来るのは日本人の特性。
これを箱庭文化論と言う(私が勝手に命名)。
これはこれで毒にも薬にも成らないので良いのだが、昨今目立つのは
永田町文化論や霞ヶ関文化論である。これは蛸壺文化論と命名したい。
国家権力の中枢を担う連中が、蛸壺の中で論議している、世も末である。