何となく文明の崩壊をイメージさせる画なので一枚パチリ。
「人類が消えた世界」アラン・ワイズマン 早川書房を暇つぶしに読んでみた。
ある日突然この地球上から人類だけが消滅したら、その後の世界はどうなるのか
を想像力豊かに書いたものだ。
本文だけで384ページもあり、多岐にわたりよく取材して書いたものだと感心するが、
反面まあこんなもんだろうとも思う。
50億年後太陽が赤色巨星となって地球を飲み込んでしまっても、
「テレビ番組の電波だけが永遠に宇宙空間をさまよい・・・・」
この宇宙にかって人類が存在したことの唯一つ証だそうである。
おお犬座のシリウス、地球から8.6光年の距離にあるので、
9年前のテレビ番組の電波はすでに到達しているはず。
9年前のテレビって何やっていましたっけ?
このごろ私の頭の中味が消滅しつつあるのだ・・・・ただの認知症です。