人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

霧の中の風景ばかりなのだ

2013年09月03日 | 写真

この頃天気が良くないし不安定だ。

週間天気予報を見て出かける計画をたてても、翌日には予報内容が変わっている。

昨日は関東地方で竜巻が、中国・四国・九州地方では連日の土砂降り、

北海道の天気はまだ良いほうか。

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裏山へ散歩に行っても、毎日こんな風景ばかり・・・・?

なぜ ? かと言えば、この画は正確には「ぼんやりとした数本の樹木」であり、

背景は霧の中なので風景と言ってよいものか。

この霧の向こう側にも木があり、森があり、山があるのだろうか。

アインシュタインの有名な言葉「私が見ていなくても、月は存在するはずだ」。

これは量子力学の結論「測らなかった物理量の値があるとは思ってはいけない」

に対するアインシュタインの疑問だ。

量子力学的には「測らなかった(見えていない)物の実在性は疑ってかかれ」だが、

マクロの世界では見えていようがいまいが、月と同じ様に有る物は有るらしい。

だからこの画は風景写真でいいのだ。

広辞苑的には風景とは「その場の情景」であり、

情景とは「その人の目に映じたありさま」であるから、道端の石ころ一つ撮った

写真でも風景写真と言って良いし、何も写っていない真っ白だったり真っ黒

だったり(闇夜のカラス)でも風景写真である・・・・・・以上暇人の暇つぶし論考。

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ススキの穂も出そろって、霧の晴れ間に初秋の雰囲気漂う山麓の原野。

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ヨツバヒヨドリとエゾゴマナが霧の野原を埋め尽くす。

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霧の中に咲くエゾトリカブト。