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人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

2017年 空の12ヶ月

2017年12月27日 | 自然観察
今年一年の総集編、まずは空を眺めて



1月26日午前7時 太陽柱を伴って日が昇る
1月は一年で最も寒い時期、上層の風が弱い穏やかな朝または夕方に見られる現象。



2月22日午前10時30分 楕円形に見えるハロ 外接ハロ
上層の大気が安定している春や秋の正午前後の2~3時間だけに現れる現象。



3月18日午前10時 銭函天狗山にレンズ雲かかる
風が強い時、山岳などで局地的上昇流が原因で発生する雲、のち吊るし雲となった。



4月23日午前0時 ポプラの木と内暈(22°ハロ)
高層の薄い雲を構成する氷晶が太陽光を屈折させて現れる現象。



5月4日午前10時 青空に強い陽射し
5月になれば太陽高度も高くなり、残雪に強烈な紫外線が降り注ぐ。



6月17日午前11時 ハクサンチドリと雲海
標高500m付近に発生した層雲を上から見れば一面の雲海となる。



7月3日午後1時 層雲が谷を埋め尽くす
日本海から流れ込む湿った空気が層雲となり、山肌にまとわりつく、この中に入れば濃霧だ。



8月24日午前5時 K-H不安定性による波雲
大気層の境界面が不安定化して発生する波雲、雲間からの朝日が光芒となる。



9月21日午後5時40分 地球影とビーナスベルト
良く晴れた日の日没後、東の空に現れる青灰色とピンクの帯、地球の影と大気の影。



10月4日午前6時30分 昇る朝日に幻日
太陽の右側の高い所の巻雲の氷晶で発生したもの、そろそろ上空の大気が冷たくなってきた。



11月10日午前12時 手稲山上空に現れた巨大なレンズ雲
高度2000m付近にできた帯状の層積雲を横から見たものでしょう。



12月9日午前10時 彩雲あらわる
ピンクと水色の典型的彩雲、太陽からかなり離れた雲にも現れていた。