散歩に出ても、今はこんな風景しか有りません。冬の北海道は寒々しいですな。
明日は天気が良さそうなので、チョット遠出の散歩でもしようかな。
またまた話題が無いので、旅先で聞いた話でも紹介します。
①二十歳代後半のインド旅行から帰ってきた女の子の話。
ヒンドゥー教徒の葬儀は、ガンジス川の畔で荼毘にふしその遺灰を川へ流す。
最下位のカーストや行き倒れ、又はサドゥーと呼ばれる乞食以下の修行僧は
そのまま川へ流す。遺体がプカポカと浮かんでいるガンジス川で泳いで来ましたとか。
河原で、小さな女の子の死骸を野良犬がガブガブ食べているのを見ました、
なんて話を平気な顔して話ししていました。
「印度放浪」藤原新也 昭和59年12月、を読んで衝撃を受けたものでしたが
今の若い子はスゴイ、現実を直視しても事実は事実として語れる。
②三十代の女の人の話。
彼女「南大東島に一週間居ました」 私 「あんな小さな島で一週間何してたんですか?」
「池の畔でボケーとしてトンボを見ていました」精神的貧乏人には付いて行けない世界です。
「モンゴルのトイレはパオの外に有るんですが、星明かりでもハッキリ見えるんです」
これなら私にも理解できるが、彼方此方外国へ行っているみたい、私も行ってみたいな。
③カリブ海出身、フランス国籍の黒人。
東南アジア旅行中、食中毒で死にそうに成った人の話。
「川の向こうに行きそうになったんですよ」・・・・・?
フランスの大学で二年間日本語学科、その後二年間日本に留学
現在は在日フランス大使館勤務七年目、そのセンスは日本人以上だった。
日本人は何十年外国に居ても、その国の感性を身につけられないのはなんででしょうか?
④三十代半ばの長期旅行者の男性。
彼「モンゴルを旅してきました」私「向こうでの交通手段は?」
「ラクダを一頭二万円で買い、それで旅しました、帰りには売ってきました」
ラクダの手綱裁きなんて、何処で覚えたんだろう?
⑤四十才前後の西表島通いの男性。
西表島の地形・地質・歴史・民俗その他諸々を調べ捲っている人。
将来は、ボランティアで西表の観光ガイドをしたいと言っていた。
普通であれば舟でしか行けない舟浮集落まで歩いて行ったとか、外離島まで
泳いで行ったとか話ししていた。将来は石垣島に移住する予定とか。
まあ、世の中には色々な人間が居るもんだ。これも旅の楽しみです。
ショウガ科ゲットウ(月桃)の実。
沖縄方言ではサンニン、サンニンの葉で包み蒸した餅をムーチーと言います。
沖縄方言の母音は、a・i・u だけで e・o は有りません。
したがって、e はi に、o は u に変化します。mu-chi- は mochi 餅の事です。
モクマオウ科モクマオウ(木麻黄)、針葉樹の様だが細長い葉の様に見えるのは
枝が変化したもの、葉は退化している。
被子植物なんだが、実はマツボックリに似ているし、枯れ枝は松の様に良く燃える。
囲炉裏で火を起こす時、着火材として利用した。
ネムノキ科ギンゴウカン(銀合歓)別名ギンネム。
有毒植物で、この種子をそのまま食べると頭がハゲに成るそうです、気を付けて下さい。
でも発酵させると有毒成分が無くなるので「発酵ギンネム茶」なんてのを売ってましたな。
林床の薄暗がりに咲くハイビスカスの花。何となく絵に成りそうだったので一枚パチリ。
あおい科ハイビスカスは別名ブッソウゲ(仏桑花)、方言名でアカバナー(赤花)
またはグソーバナ(後生花)。
グソー(後生)とは彼の世のことで、沖縄では墓地に植える習慣が有る。
日本本土では仏花に赤系統の花は好まれないようであるが、沖縄では彼の世までトロピカル。
ヒガンバナ科ハマユウ(浜木綿)別名ハマオモト(浜万年青)。
一般に開花時期は6月から10月であるが、12月下旬でも咲いていた。浜万年花と呼びたい。