本日の朝日新聞一面に「鳩山代表・25%削減を明言」なる記事が載っていた。
どうせこの問題は、各国間の国家の安全保障とエネルギー安全保障の問題を
視点を変えて(論点をすり替えて)議論しているにすぎないと読み飛ばしていた。
暇人は文字通り暇なので、今日は関連記事等をジックリ読んでみると
やはり次の三点がゴジャ混ぜに議論されている。
①地球温暖化問題=CO2排出量の削減
②エネルギー安全保障の問題=先進国と途上国の関係
③持続可能な社会への移行=低炭素社会
もちろんこの三点は表裏一体の問題である事は十分承知しているが、
それぞれ論点を整理する必要が有るのではないか。
さもないと「三竦み」状態となって議論が進展しない様な気がする。
たとえば、地球温暖化は本当にCO2増加だけの問題なの?
太陽・地球・宇宙空間相互のエネルギー交換の問題は?
メタンガスの増加は考えなくて良いの?等々。
②と③問題を本音で議論の俎上に上げれば、世界中がパンドラの箱を開けた様に成ってしまうので
各国万人が納得せざるを得ない地球温暖化問題のオブラートにくるんでいるだけじゃないの。
この問題の本質は暇人の私的見解ですが「数十年以内に石油資源が枯渇するから
今の内に準備しておけ」と言う事ではないでしょうか。
ついでに、エネルギー源が化石燃料からクリーンエネルギー(物理的にそんな物は無いが)
に変換されたとしても、排出される熱量に変わりはないので温暖化は止められない、
という見解も有ります。すなわちエントロピー増大の問題ですね。
つまりこの問題の本質的解決策は、庭に植えたバナナでも食っていろ、と言う事らしい。