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【一口紹介】
■出版社/著者からの内容紹介■
奇跡の生存者による魂の証言 衝撃のノンフィクション!
中東シスヨルダンの小さな村。学校にも通わず、鞭で打たれながら奴隷のように働く17歳の少女スアド。
恋愛は死に値する行為と知りながら、恋する気持ちは止められなかった……
遠い過去の話でも、フィクションでもない。もう目をそらすことはできない。
婚姻前の性交渉……そのために少女は火刑にされた。
今なお虐待と死の危険にさらされている女性たちの、衝撃の記録!
■内容(「MARC」データベースより)■
中東シスヨルダンの小さな村。17歳の時に少女は恋をした…。
しかし、婚前交渉は家族の恥。名誉を汚した彼女は死をもって罰される。
重度の火傷を負いながら、地獄を奇跡的に生き延びた著者が告発する衝撃ノンフィクション!
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)■
スアド
中東シスヨルダンの小さな村に生まれる。
17歳のとき初めて恋をし、子供を身ごもったため、家族の名誉を汚した罰として義理の兄から火あぶりにされる。
重度の火傷を負いながらも奇跡的に救出され、20回以上の手術を経て、現在ヨーロッパで夫と子供たちとともに新たな人生を歩んでいるが詳細は公表していない。
著者は本書刊行後も「名誉の殺人」の貴重な生存者として、命を脅かされているすべての女性たちのために、また今なおつづく残酷な因習を世界に知らしめるために、命を賭けて証言しつづけている。
本書は偽名で書かれ、2003年春にフランスで刊行と同時に大ベストセラーとなった。
現在、日本を含め29カ国で出版されている。
【読んだ理由】
知人に借りて。
【印象に残った一行】
『私は17歳のとき、恋をしたため家族の手で火あぶりにされました。
私の生まれた村では、女の子は奴隷のように働く以外になんの権利も待たず、通りで男性と口をきくことすら禁じられていました。ましてや親の許可なしに好きな男性に体を許すなどもってのほかで、その「破廉恥な行為」で家の名誉を汚した娘は、生きている権利さえ奪われてしまいます。家族は素行の悪い娘を自分たちの手で無残にも殺害することで汚名をはらすのです。この「名誉の殺人」の犠牲者は今でも世界で六千人をくだらないと言われています。庭で洗濯していた私は、義理の兄に突然、頭に火をつけられ、炎に巻かれて、その場で死んでいてもおかしくありませんでした。』
『たとえば、鏡のない世界で、きみの目はブルーだと人から言われたら、一生、自分の目はブルーだと信じるだろう。鏡というのは文化や教育、自己および他者の知識を写し出す。私は鏡を見るたび自分はなんて小柄なんだろうと思うが、鏡がなければ横に大きな人でもいないかぎり、小柄であることなど気づきもせずに歩くだろう。知らないというのは本当に恐ろしいことだ。』
【コメント】
月並みだが、今のこの地球上にこんな事があるのかという思いだ。
著者のスアドを決死の覚悟で救い出したSURGIR(出現)という組織のジヤックリーヌの行動にも胸打たれた。
SURGIR(出現)については http://www.surgir.ch/

