阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

居酒屋E❝e❞の女将の川柳と俳句   「神戸新聞文芸」シリーズ21/全24回

2023年12月12日 | 居酒屋“e”の女将の俳句と川柳

○俳句三句    伊丹 公子 選

  福島の被災地を思って

満開でも春の足音聞けぬ日々          11年05月16日 入選

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ベビーカー春風受けて一万歩            11年06月06日 入選  

高層の山椒鉢訪ね揚げ羽舞う          11年09月19日 入選

 

click⇒居酒屋E❝e❞ の女将が「神戸新聞文芸」に投稿した句の中で入選し掲載された句です。

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【養老孟司vs斎藤幸平】脱GDPを武器に!脳化社会とは?

2023年12月12日 | SNS・既存メディアからの引用記事

【養老孟司vs斎藤幸平】脱GDPを武器に!脳化社会とは?

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12月11日に目に留まったSNS・メディアの記事

2023年12月12日 | SNS・既存メディアからの引用記事

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東日本大震災が起こった年の [ 2011年11月11日(木)の阿智胡地亭の非日乗ブログ ] から

2023年12月12日 | 東日本大震災ブログ

 2011年11月11日(金)

 
 佐藤康雄東京消防庁警防部長と隊長たち
 

口ごもることなく、きびきびと、しかも聞き取りやすい音量で喋る人物がテレビ画面に映っていた。

字幕を見ると、福島原発の3号機の放水作業の総指揮を執った「佐藤康雄東京消防庁警防部長」だった。

彼の部下が実行した作業を時系列に沿って、開始から終了まで丁寧に目に見えるように説明していく。実に小気味がいい。

実務に精通している人だけが自然に醸し出す自信と余裕。

今度の原発事故関係でテレビに現れた日本人の中で、瞠目すべき人が初めて現れたような気がした。こんな指揮官が日本にはまだいるのだと

おおげさかもしれないが何かジーンときながら説明を聞いた。

事故が起きた時点で、今回出動した放射能火災に備えた特別チームに必ず出動命令あるべしと想定したこと。

出動が確定する前に、すでに河川敷で特殊車両の3方式について、それぞれ実地訓練を行っていたこと。

机上計画を立てたうえで、現地での臨機応変対応あるべしの心構えで臨んだこと。事実、実際の作業は想定外のことが起こったこと。

すなわち津波で構内道路が荒れていて、特殊ポンプ車もホースも想定ルートを通すことが出来ず、屋外の人手の作業が増えてしまったこと。

たんたんと語っている中に、部下が全身に浴びる放射能を、規定の範囲以下で作業をさせるかに、いかに腐心したかを浮かび上がらせていく。

下手をしたらこの二つの隊の精鋭40名の生命を危険に晒す・・。

両サイドに座った二人の隊長の話も聞きながら、「職務に対する責任感、使命感」「組織の規律」「隊員の士気」

という抽象語を具現化、体現化している人たちが、今まさに目の前にいるんだと強く、強く思った。

彼らの全身が発する雰囲気は、いざ火災現場に出れば、消防隊員は常に生と死が隣り合わせの職場ということから来るのだろうか?

まことに見事な職業人がいることを教えてもらった。

我が命令を部下に一切の疑点なく周知徹底する。それが出来ないことには火消しのカシラにはなれないしなってはいけない。

そうでなければ火事を消すことは出来ないし、部下を殺すかもしれない。
 
彼らの会見場における、あの見事な挙措はこの会見だけのものではなく、そういう職場の職業人が自ずと24時間身につけているのだろうと感じた。

 佐藤総指揮官は朝家を出て勤務についてから、福島への出動命令を受けたので、(二人の隊長も部下たちも)奥さんには「福島へ出動することになった」とメールで連絡したそうだ。

奥さんからの返事がまたいい。「日本の救世主になってね」と。

最悪のケースを常に想定して家から旦那を送り出す奥さんたちがいる職業。あまり気が付かなかったが、そういう職業は結構あるのだと思った。

 胸がいっぱいになりながら説明を聞いたが、記者会見の最後が最悪だった。

記者クラブの記者の質問

「あのぅ・・、今のお気持ちを教えてください」

「今ぁ、何が一番したいか教えてください」

ガクっと倒れこみそうになった。

 坊やたちの腑抜けた質問に怒りもせず、真面目に答える3人の消防署の大人たち。

質問力に報道記者の存在価値がかかっている。こんな記者たちはもういらない。

 余談ながら、大手メディア業界には40代、50代のベテラン記者と言うのはいないのだろうか。

世間の会社なら部課長クラスがビジネスの前面に出ている。その分野の経験と勉強に裏付けられた突っ込みのある質問をして欲しい。

20代、30代の薄くてステレオタイプの質問では、とてもじゃないが、読者の知りたいことを聞き出すことは出来ない。

ホント、質問の相手は真央ちゃんでも石川クンでもないんですが・・・

☆2011年03月20日(日)に掲載したエントリーです。その後もyahooの検索を通じてアクセスが続くので、再掲載します。

 この国家の非常事態が長く続いているとき、その後この消防隊員のような日本人があまり耳目に触れないのはなぜだろう。あらゆる場にこのような人たちはいるはずなのに。

 テレビや新聞に出てくるのは、自己保身の塊のような、あるいは他人ごとの東電の松本さんとか、1年100ミリシーベルトでも妊婦や乳幼児に被害はないと言いいながら

福島県立大学の副学長になった山下教授とか(一番危険度が高かった時期が過ぎたときに10ミリ-ベルトに訂正した)、汚染水を飲み干す民主党の園田政務次官とか、

いつまでも暫定基準値を出していて平気な文部科学省の官僚などしか見えてこない。

暫定というのは、正式に決まるまでの「取り合えずの、仮の」と言う意味であると、文部科学省認定の教科書で習ったのだが。

 例え官位階は下っ端でも、そろそろまっとうな日本人が、佐藤さんたちのように正確に事実を語り、果たすべき仕事をしなくてはならない。どぜうに指揮を任せている時ではない。☆

2011年11月11日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
東日本大震災・原発 |
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映画「エンディングノート」が18日まで神戸で上映されています
 
神戸シネリーブルで上映中です。 この映画は観ることを強くお勧めします。映画の前回エントリーはこちら
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映画・テレビ・舞台・ホール |
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大阪市の職員のこと
 

昨日掲載の「売れたらいいのか?週刊文春も内情は火の車?」に対して次のようなコメントを頂きました。

「今年のスイス旅行で一緒だった人は68歳。

大阪の地下鉄に勤務していた人で定年後は外郭団体に籍を移して、現在も従来通り地下鉄で同じ仕事をしているそうです。

パートタイムと思いきやフルタイムだそうです。

さすがに市議会で若い人の雇用機会を失うと問題になり、来年度の契約はないと言っていました。

この人は68歳ですから当然ですが、何歳から再雇用が無くなるのかは聞きませんでした。

橋下は敵ですねと冷やかしたら 目ぇのカタキやと言っていました。

大阪市には同じようなことが一杯ありそうな気がします。

橋下が激怒するのは当然と思いました。今日のブログをみてあらためて思いました。」

☆読者Kさま、コメントありがとうございました。勝手ながら引用させていただきました。

 念のため申し上げますが、羨ましいからと言って大阪市役所さんに入ろうと思っても関西電力さんと同じで、試験を受けても誰か身内が庁内にいるか、

よほど強いコネがないと入れませんよ。とっくに長年子々孫々で受け継ぐ家業のようなものになっており、どこの馬の骨かわからん奴に、この特権を渡すほどヤワではないですわ。

 読者Kさまはどちらの市町村にお住まいか知りませんが、日本全国いずれの市町村役場の一般職の採用試験はどこもほぼ同じです。

あの鹿児島県阿久根市の竹原信一元市長は、市長在職の2009年2月20日に、阿久根市の全職員268名の給与明細を公表したため、

職員の平均年収が地元住民の平均年収の2倍以上であることや、市民税総額が全て職員の給与に当てられていることが明らかになってしまいました。

こんなことをされた職員組合は竹原派の住民がやっている店や飲み屋をボイコットしたりして兵糧戦に持ちこみ、反撃に出ました。

 竹原市長は市会議員と職員団の連合軍と正面から必死に戦いましたが、結局は大手メディアを味方につけた既得権益連合軍に叩き潰されました。

竹原氏は多勢に無勢で次のような経過をたどりました。

⇒2008年8月31日、阿久根市議会議員を辞職して、阿久根市長選挙に立候補し、初当選。

2009年2月6日、阿久根市議会が市長不信任決議案を全会一致で可決し、同月10日、竹原は市議会を解散した。2009年4月17日、出直し市議会議員選挙後初めての市議会臨時会において、再び市長不信任決議案が提出され、賛成11、反対5の賛成多数で可決し、失職した。これに伴い、同年5月31日に投開票が行われた出直し市長選挙に出馬し、再選を果たす。

2010年には、阿久根市で養鶏業を営む西平良将ら、「反竹原」を掲げる市民グループの主導により市長解職請求が行われ、2010年12月5日に投開票が行われた解職の是非を問う住民投票において、解職賛成票が過半数を占めたため、市長を再度失職[。復職を狙い、2011年1月16日執行の出直し市長選挙に立候補したが、西平良将に敗北した。(wikipediaから引用)

今も発言を続ける日本のドン・キホーテ 竹原信一のブログ「住民至上主義」はこちら

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こんなことあんなこと / 日本社会の仕組み改良 |
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沖縄県議会 辺野古アセス提出「断念を」
 
辺野古アセス提出「断念を」 県議会 意見書案可決へ
2011年11月10日 琉球新報

辺野古アセス評価書提出断念を政府に求める意見書案の上程を決めた県議会米軍基地関係特別委員会=9日、県議会

 県議会米軍基地関係特別委員会(渡嘉敷喜代子委員長)が9日開かれ、米軍普天間飛行場代替施設建設の環境影響評価(アセスメント)の評価書を年内に提出する政府方針について、断念するよう求める意見書案を本会議に上程することを全会一致で決めた。14日にも県議会臨時会が開かれる。

 意見書の宛先は首相や外相、防衛相らで、県議会代表が上京し、政府に直接要請する。

 本会議で意見書案は全会一致で可決される見通し。しかし、普天間飛行場の名護市辺野古への移設を容認する野党系市議らが10月に主催した北部振興推進・名護大会で、「日米合意通り進めることがベター」と発言した同市区選出の吉元義彦県議(自民)が退場する意向を固めた。

 意見書案は日本政府に対し「国防費削減を迫る米上院の国防権限法案の成否次第では日米両政府が窮地に追い込まれることを避けるため、評価書を年内に県に提出する方針を米側に伝達するなど、県内移設に反対する県民の総意を無視するもの」と厳しく批判。県内移設に反対し、評価書提出断念を強く求めている。

2011年11月11日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
新聞・テレビ・雑誌から / 日本社会の仕組み改良 |
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TPP  東北選出民主党議員離党も辞さず
 
石山氏「離党も辞さず」 東北選出議員が反対訴え相次ぎ会合
 2011年11月11日金曜日 河北新報

 環太平洋連携協定(TPP)交渉参加問題で、東北などの民主党国会議員の一部は10日、衆院議員会館で会合を開き、党執行部に慎重な対応を求めた。

 会合は「TPPを慎重に考える会」の役員会。石山敬貴氏(衆院宮城4区)は「被災地の復興への心が折れるような判断をするなら、もうこの党を見限らせていただく」と語り、離党も辞さない構えで執行部と折衝するよう主張した。

 党のプロジェクトチーム(PT)が政府に慎重な判断を促す提言をまとめたにもかかわらず、野田佳彦首相の参加表明観測が流れたことへの反発も広がった。舟山康江氏(参院山形選挙区)は会合後、「PTの結論と違う」と憤った。

 超党派の国会議員グループも同日、会館で記者会見し、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議での参加表明を見送るよう求める国会決議について、衆院議員232人分の賛同署名が集まったと発表。東北からは25人が名を連ねた。

 呼び掛け人の一人、小野寺五典氏(衆院宮城6区)は「首相経験者ら賛同者になじまない議員が相当おり、賛成する議員はもっと多い」と述べた。同じく斎藤恭紀氏(衆院宮城2区)は「野田首相が参加に前向きな姿勢を見せる中、民主党は96人が覚悟を持って署名した。手段を選ばずTPPを食い止める」と話した。

2011年11月11日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
新聞・テレビ・雑誌から / 日本社会の仕組み改良 |
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福島県が精神的苦痛賠償に支援
 
原発事故の「精神的苦痛賠償」集団申し立て支援
(2011年11月11日 福島民友ニュース)

 県は10日、東京電力が福島第1原発事故に伴う住民避難の「精神的苦痛」に対する賠償について不誠実な対応をとっているとして、市町村と連携し原子力損害賠償紛争解決センターへの集団申し立てを支援する方針を固めた。

申し立ては基本的に個人が行うが、精神的苦痛は全ての被災住民に共通する内容のため、おおむね市町村単位で代表的な集団を選び、弁護士による書類作成などを県が支援することで賠償に被災住民の声が反映されるよう目指す。

 方針は同日の県災害対策本部で示した。集団の申し立てを支援する弁護士との契約は県が行う。

☆本社東京の記者クラブ系大手新聞社の新聞には出ない記事。
いわゆる全国紙は誰の為に存在する?早めに東京地元の地方紙に転換しないとつぶれると思う。
2011年11月11日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
新聞・テレビ・雑誌から / 東日本大震災・原発 |
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福島県の県議選始まる
 
7カ月遅れ復興問う 震災、原発対応訴え
2011/11/11 09:21)福島民報

 10日告示された県議選は、約8万人の有権者が県内外で避難生活を送る異例の状況下でのスタートとなった。大熊町長選と双葉郡の5町村議選も実戦入りし、原発事故で全国に散らばった双葉郡の有権者は、一日も早いコミュニティーの再生と復興、現在の生活環境の改善を期待する。風評被害に悩む観光業者らは産業の再生を望み、比較的放射線量の高い地域の住民は徹底的な除染を求める。一方で、候補者は7カ月遅れの選挙戦にそれぞれの工夫を凝らしながら支持を訴えている。
 二本松市の郭内グラウンド仮設住宅に避難している浪江町の無職桜井良春さん(63)。住んでいる部屋は周囲の木々で日差しを遮られている。部屋の中は昼間でも新聞を読めないほど暗い。洗濯物も乾きにくい。早急に仮設住宅の生活環境を改善してくれる候補者を選びたくなるという。「こんな環境で、いつまでも待ち続けられない」
 会津美里町の仮設住宅の楢葉町の元飲食業の男性(74)は、初めて経験する会津の冬に不安がいっぱいだ。「将来のことも大切だが、私たちが今、日常生活で何を求めているかを理解してほしい」と訴えた。

本文はこちら
 
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