阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

印旛沼の里山住人の「道東の絶景・グルメ旅(3)全3回」       北海の天の贈り物・珠玉のグルメを心ゆくまで味わう。

2023年12月25日 | 下総の国の住人Kさんの寄稿アルバム集

千葉県印旛郡栄町出身で今も同地に住む友人Kさんとは、1966年4月に愛媛県新居浜市の工場独身寮で出会って以来の長い付き合いだ。

 そのKさんから「道東の絶景・グルメ旅」の写真付きメールが来ました。

⇒「ツアー名に珠玉のグルメ旅という文言が入っていた。

毛ガニ、厚岸産ブランド牡蠣、浜中産バフンウニ、標津町のホタテ&鮭の五つをいう。

 阿寒湖畔の温泉ホテルの夕食は北海道の食材をつかったものでメインは毛ガニの半身↑、他にエゾ鹿肉シチュー、 

阿寒湖の鯉の洗い&サーモン、石狩鍋、山菜釜飯そして北海道のグラスワインを追加。

鯉の洗いとサーモン

釧路での朝食はホテルから徒歩10分の和商市場で買手丼、丼ぶりご飯の上に好きな寿司ネタを選んで入れる

釧路名物、旅行会社から一人1500円分の食事券が与えられた。

ボタンエビ、オヒョウ、メンメ、ホッキ貝、ツブ貝、タラの北海道のネタを注文したので予算オーバー。

東京では食べれないような珍しくかつ新鮮なネタの勝手丼に満足した。

夕食は厚岸町の味覚ターミナル コンキリエの炙屋でカキ、ホタテ、サンマの炭火焼と生カキだった。

勝手丼のネタ

 勝手丼

根室海峡に面した標津町は漁業の町で特に秋鮭、ホタテが有名でこの町で昼食をとった。

食事はホタテフルコースと鮭フルコースの選択制だったので一つずつ注文した。

特にホタテの刺身と貝焼きは大きく身も厚く新鮮で絶品だった。

厚岸湖ではカキの養殖がおこなわれており厚岸産ブランド牡蠣として有名、また隣町の浜中町ではウニの養殖

が行われておりこちらも有名。

また浜中産バフンウニは殻付きで出てきた。

特に生カキは美味しく追加注文したが写真を撮る前に食べてしまった。

 

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長野県の佐久長聖高校が大会新で3度目V 全国高校駅伝男子 信濃毎日新聞

2023年12月25日 | 諏訪便り

 全国高校駅伝競走大会は24日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着するコースで行われ、47校が出場して7区間42・195キロで競った

第74回大会の男子は佐久長聖が2時間1分0秒の大会新記録で6年ぶり3度目の優勝を果たした。(タイムは速報)

 佐久長聖は、1区の永原颯磨が区間4位と好発進。2区の遠藤大成が2位に浮上し、3区の山口竣平が先頭に立った。

4区で倉敷(岡山)に15秒差まで迫られたが、5区の佐々木哲が区間新記録をマークし、倉敷との差を51秒に広げた。

 佐久長聖は1998年の初出場から26年連続26度目の出場。2008年と17年に優勝を果たし、昨年は2時間1分57秒で準優勝だった。

 58校が出場した第35回大会の女子(5区間21・0975キロ)は神村学園(鹿児島)が1時間7分28秒で優勝し、長野東が1時間8分52秒で5位に入った。

   ◇

【佐久長聖のオーダー】

1区(10キロ)  永原 颯磨(3) 川中島

2区(3キロ)   遠藤 大成(3) 千葉岩名

3区(8.1075キロ)山口 竣平(3) 石川津幡南

4区(8.0875キロ)浜口 大和(2) 徳島羽ノ浦

5区(3キロ)   佐々木 哲(2) 愛知愛工大名電

6区(5キロ)   吉岡 斗真(3) 川中島

7区(5キロ)   篠  和真(2) 埼玉上平

(丸数字は学年。続いて出身中学)

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12月24日に目に留まったSNS・メディアの記事

2023年12月25日 | SNS・既存メディアからの引用記事

いずれも画像をクリックすると本文全文に飛びます。

 

 

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東日本大震災が起こった年の [ 2011年11月24日(木)の阿智胡地亭の非日乗ブログ ] から

2023年12月25日 | 東日本大震災ブログ
2011年11月24日(木)
 
岩手県の全市町村が放射線調査
 
県内の全市町村が放射線調査 11自治体、範囲拡大へ
(2011/11/24) 岩手日報

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福島の畜産農家の悩み 堆肥の行き場なし
 
堆肥の山行き場なし 許容値超の放射性物質 循環型農業に危機(2011/11/24 09:58) 福島民報

【写真】所有する牧草地に仮置きした堆肥を見つめる渡辺さん=本宮市


県内の酪農、畜産農家が生産する堆肥が行き場を失っている。敷地内には堆肥が山積みになり、処理のめどは立っていない。県の検査で半数を超える検体から暫定許容値を超える放射性セシウムが検出されたためだ。流通が制限された上、有機農家を中心に県内産堆肥を敬遠する動きもある。稲わらを畜産に使い、堆肥を稲作などに活用する農業の循環システムが危機に直面している。

■どう処理したら…

 稲わらからの放射性物質検出、肉牛の価格下落、原乳廃棄…。東京電力福島第一原発事故以降、酪農、畜産農家に多くの苦悩が降りかかった。本宮市の酪農業渡辺清夫さん(72)は牧草地に積み上げられた堆肥を見詰め、ため息をついた。「これほどの量を、どう処理したらいいんだ」
 渡辺さんは乳牛約20頭を飼育。市内の白沢有機センターに堆肥生産を委託していた。しかし、センター内の堆肥から暫定許容値の1キロ当たり400ベクレルを超える放射性セシウムが検出された。流通が止まり、約千トンの堆肥であふれた。やむにやまれず酪農家が引き取っている。
 
渡辺さん方もこのままでは保管場所がなくなるという。「国は流通させるなと言うばかりで保管場所の指示がない。現状を分かっているのか」と憤る。
 喜多方市塩川町で肉牛23頭を飼う畜産業中川源さん(58)方には約60トンの堆肥が山積みだ。放射性物質の値は許容値以下だったが、購入する農家などが減ったという。「毎年買ってくれる小学校や農家が使ってくれるかどうか」と表情を曇らせた。
 増え続ける堆肥による周辺環境への影響も懸念されている。全農県本部は堆肥を防水シートで覆うように呼び掛ける。担当者は「雨で堆肥の窒素分が用水路や地下水に流れ込むと水質汚染の恐れがある」と心配する。

■暮らし守るため

 「例年なら来年分の堆肥の注文を済ませている時期」。本宮市の50代の稲作農家の男性は気をもむ。
 同市の今年度産の稲わらに含まれる放射性セシウムは暫定許容値以下だったため畜産農家に納入できた。しかし、堆肥は許容値を超える検体が多数見つかった。現在も検査待ちが続き、男性は来年の作付けを見通せない。「仕入れができなければ、堆肥なしで来年稲作をするしかないか」
 鮫川村の60代のイチゴ農家の男性は農薬や化学肥料を使わない特別栽培を手掛けてきた。村内の畜産農家から提供される堆肥の品質には自信を持っていた。しかし、村内の一部の堆肥から許容値を超える放射性セシウムが検出されると、不検出の堆肥に切り替えた。「ビニールハウスに汚染されたものを入れたくなかった」。イチゴを放射性物質から遠ざければ収入が確保できる。家族の暮らしを守るための決断だった。
 白河市で有機栽培に取り組む50代の稲作農家の男性は、稲わらを提供している畜産農家の堆肥を使うことを決めた。放射性物質が少しでも含まれる堆肥は使いたくない思いもあるが「互いに原発事故で苦しんでいる。畜産農家を困らせることはできない」と複雑な思いをのぞかせた。

※背景
 県内の牛の飼育頭数(8月上旬現在)は5万9385頭で、畜産農家戸数は3434戸。暫定許容値は堆肥の1キロ当たり400ベクレルに対し、飼料としての稲わらは300ベクレル。稲わらを家畜の飼料にするほか、堆肥を稲作などの肥料として活用していた。
 
2011年11月24日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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民主党TPP両院議員懇談会 実があるのかガス抜きか
 
民主 TPP巡り両院議員懇談会へ
11月24日 4時11分 NHKニュース

TPP=環太平洋パートナーシップ協定を巡って、民主党は24日に両院議員懇談会を開くことにしており、野田総理大臣は、十分な国民的な議論を経たうえで、国益の視点に立って結論を得る考えを説明し、交渉参加に慎重な議員に対し理解を求めるものとみられます。

民主党の両院議員懇談会は、山田前農林水産大臣らTPP交渉への参加に慎重な議員の要望を受けて開くことになったもので、野田総理大臣みずから出席して政府の方針などを説明することにしています。この中で野田総理大臣は、関係国との事前協議を開始し、各国が日本に求めることを把握するなど、さらなる情報収集に努めることや、十分な国民的な議論を経たうえで国益の視点に立って結論を得る考えを説明し、理解を求めるものとみられます。

これに対し、山田氏ら慎重派の議員は、TPPに参加した場合、国内の農業だけでなく医療や食品安全など幅広い分野に影響が及ぶ可能性があると指摘し、交渉参加に反対することにしています。そのうえで、慎重派の議員は、先の日米首脳会談のあとにアメリカ側が「野田総理大臣が『すべての物品及びサービスを貿易自由化交渉のテーブルにのせる』と述べた」と発表したことについて、野田総理大臣の発言内容を明らかにするよう求めるとともに、アメリカ側の発表が事実でなければ速やかにに訂正させるよう求めることにしています。

今回の両院議員懇談会について、前原政策調査会長は「疑問に思うことなどを率直に述べてもらい、党の結束をまとめる会にできればと思っている」と述べていますが、交渉参加に慎重な議員らは政府の対応などに不信感を募らせており、理解が得られるかどうか不透明な情勢です。

☆この懇談会のメディアの報道の対応を見ていく。

TPPについては、本社東京・記者クラブ制度頼りの大手全国紙はこれまでこぞって賛成の論陣を張ってきた。

大政翼賛会金太郎アメは怖い。

この報道のありようで各新聞社の本質が明確になる。

(テレビ各社は既に報道機関としてのポジションを放棄して週刊誌と同じく、政局をどう「娯楽」として制作するかに腐心している。

タダで見せてもらう娯楽番組にはオチがなくても文句は言えない。
だから見なければいいだけの話だ。)

戦前の日本では大手新聞に一斉に、大本営発表や陸軍省・海軍省報道部の発表記事が同時に掲載された。一例は以下。

昭和十八年度
第三二五号(昭一八・一・六)

陸軍省報道部

実践せよ、必勝の戦争生活

 我々はいま大東亜戦争第二年の新春を迎へた。支那事変勃発以来、六度目の戦時下に迎へる新年である。
 この年頭に当つてわれわれ国民としては、本年こそは真に戦争生活に徹すべき年だといふことを決意すべきである。

戦争生活とは、単に戦時下、或ひは戦争下の生活といふ意味ではなくて、我々の生活自体が戦争の一部であり、生活が即ち戦争であるといふ意味である。

 大東亜戦争は今や生産戦の相貌を呈し、第一線への兵器弾薬の補給の如何が戦ひの勝敗を決すると言つても過言ではない。

従つて軍需生産における生産力を挙げて増産に努むべきことはいふまでもないが、軍需生産とは直接に関係のないやうな我々の生活自体も、第一線の戦力と密接の関係をもつやうになつて来たのである。
 
わかり易く例をとつて言はう。今仮りに、作戦上多数の船舶が必要だとする。この場合、国内の生活必需物資を輸送するために、どうしても作戦目的に割くことの山来ない船腹があつたとすれば、第一線への兵器、弾薬の輸送力がそれだけ妨害される。言ひかへれば、その生活必需物資は、前線の将兵へ送る弾丸を、糧食を、犠牲にして輸送されたものである。

 輸送力は必ずしも海上輸送力には限らない。海上輸送は陸上輸送に、鉄道輸送は貨物自動車輸送、荷馬車輸送などへと次ぎ/\に転移するものであるから、国内で何等かの形の輸送力を浪費することは、究極するところ、第一線への弾丸の輸送をそれだけ妨げたことになるのである。

 即ち、単に輸送力といふ面からみても、国内に於ける我々の生活は、単に我々個人の生活ではなく直接第一線の戦闘と繋がりをもつてゐるのである。次ぎに貯蓄の面からこれをみよう。

 米英を撃滅するのに必要な兵器も、弾薬も、我々の手許にある金が節約され、貯蓄されてはじめて出来るのである。無駄に浪費したとすれば、第一線に送る武器弾薬を国内で無駄に消耗した結果となる。戦争遂行と無関係と思はれる物資の消費も、それを生産する生産力といふ点からみれば、武器弾薬の生産力に影響し、第一線の戦力に影響する。

 我々の持つてゐる金や物は、今日ではもはや単なる金や物ではなくて、第一線将兵が一刻も早く、できるだけ沢山欲しいと待ち焦がれてゐる兵器であり、弾薬なのである。

 以上、単に輸送力と貯蓄の例をあげたに過ぎぬが、同様にどんな面からみても、我々の生活は戦争と直接の繋がりをもつやうになつて来てゐるのである。否、繋がりを持つといふより、むしろ、我々の生活の如何が第一線の戦闘を左右すると言ふべきであらう。言ひ換へれば、我々の生活自体がとりも直さず戦争なのである。

従つて、われわれはこの意味において、我々の個人的経済に存在する経済力まで、すべて戦力化することが必要なのである。かうして戦力を造出することが戦ひの生活であり、戦ひの道である。

 今日では世界中のどの国の生活にも、戦争の影響は及んでをり、中立国の生活は勿論のこと、世界中の誰れ一人 ― 胎児でさへ ― 戦争の影響を免れ得ないといはれる。

 従つて戦争下における各国の国民生活は、いづれも不自由なものであり、贅沢な生活を続けるために戦争をしてゐる敵アメリカでさへ、「戦争に勝つ為めに」と称して生活程度の切り下げを強行してゐるほどである。

 英国では、クリスマスにも食糧の特配は何もなかつたといふ。重慶の国民生活の惨憺たる情況はこゝに改めて述べるまでもあるまい。燃料不足のソ聯の冬の姿も惨めである。

 生活の不自由は、全世界の国民が忍んでゐるのであり、敵英国や重慶の国民すら、数年に亘つてこの不自由を堪へ忍んで来てゐる。

 われわれ日本国民としては、単に消極的に生活の不自由を堪へ忍ぶといふのではなく、積極的に戦争生活を戦ひ抜き、今こそ日本の威力を発揮しなければならないのである。そこにのみ、戦争生活必勝の道が見出されるのである。

 われわれは、支那事変頭初における敵の予想を見事に裏切つて、逞しくも六年半に亘る戦時生活を立派に戦ひ続けて来た。このことは、われわれにこよなき経験と無限の自信とを与へるものである。

 過去六ケ年に亘つて支那事変を遂行して来た日本が、その国民生活は微動だにせず、更に米英に対して敢然戦ひを宣して、あの大戦果をあげたのは何故であらうか。敵米英が依然物質の優勢を恃んで、これによつて日本を破り得るものと考へて、戦争を続けてゐることは、敵米英がその理由を未だに解してゐないことを示してゐる。

 その理由を一言にしていへば、大東亜戦争は、日本にとつては、生きんがための最後の自衛戦争であり、敵にとつては贅沢な東洋制覇を続けようといふ侵略戦争だからである。即ち戦闘精神において雲泥の相異があるのである。正義は必ず勝つ ― われわれは皇國三千年の伝統に輝く日本固有の国民精神の上に、必勝の信念に基づいて戦つてゐるのである。この形なき強みを見逃がした点に敵米英の誤算があるのである。そしてこの強みは、生活の戦ひに於いても余すところなく発揮されねばならない。

 神州の国土を汚さうとする黒船を撃攘した尊皇攘夷の血は、今もなほわれわれの血管に脈膊つてゐる。前線で、空からは空爆、陸からは巨砲の猛射を浴びて死闘を続ける将兵は、幾十日の間、飲むもの、食ふ物の不自由に堪へて、しかも一言もこれを口にせず、人道の敵、米英の撃滅のみを念願してゐるのである。

 戦場において、常に見事な行動をする日本人にとつて、銃後においてもまた、逞しい戦争生活が出来ない筈はない。戦争生活の実践 ― 銃後の生活が既に戦争の一部であり、戦争が国民生活の中でも戦はれてゐる今日、全国民が第一線の戦場にあると同じ気持、滅私奉公の覚悟を以て、戦争生活を戦ひ抜くことが最も必要であり、年頭に当つてわれわれは戦場精神を以て戦争生活に徹する決意を固めようではないか。
 
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八重山教科書問題で住民が集会
 
八重山教科書問題「全員協決定認めよ」 育鵬社版の不採択要求
2011年11月24日  琉球新報

東京書籍版を採択した全教育委員協議の有効性を訴え育鵬社版の不採択を目指して「ガンバロー」を三唱する参加者=23日午後、嘉手納町のかでな文化センター


 八重山地区の教科書問題で「9月8日八重山全教育委員協議の決定を認めさせる県民集会」(同実行委員会主催)が23日午後、嘉手納町のかでな文化センターで開かれた。教育関係者、父母など千人(主催者発表)が参加。

「教科書採択の最終的な決定は9月8日全教育委員協議の東京書籍にある」として、育鵬社公民教科書の不採択や「竹富町は教科書無償給与の対象外」とした中川正春文部科学相の発言の撤回を求める声明文を採択した。声明文は文科省、県教育委員会、県議会、八重山3市町教育委員会宛てに提出する。

 集会では八重山3市町の市民団体や保護者、教員が、沖縄の歴史的背景や県民感情にそぐわない育鵬社版を選定した教科用図書八重山採択地区協議会の協議過程や、憲法違反が指摘されている中川文科相発言を批判した。

 集会実行委員会の山本隆司代表(沖教組委員長)は「教科書は教育の主たる教材。(教科書選定・採択が)教員や保護者の願いは受け止めるべきなのに、政治的思惑で進められた」と批判。「われわれの運動には大義も正義もある。この集会で主張を再度確認し、仕切り直して運動に臨もう」と訴えた。

 「竹富町の子どもの真理を教える教科書採択を求める会」の仲村貞子代表世話人は、「竹富町でも無償給付を求めて多くの人に集会への参加を呼び掛けている。文科省に思いが届くまで何回でも集会を開こう」と呼び掛けた。石垣市の中学校で社会科教員を務める上原邦夫さんは「育鵬社版の教科書では授業ができない。この教科書で学んだ子どもがどう育つのか心配だ」と懸念を示した。

<用語>9月8日の八重山全教育委員協議
 石垣市、竹富町、与那国町の3市町の中学校で2012年度以降の4年間使用する公民教科書採択について3市町が異なる教科書を採択した状態を受け、9月8日に3市町の教育委員13人全員が協議し、多数決で「新しい歴史教科書をつくる会」系の育鵬社版を不採択とし、東京書籍版を採択した。

8月23日の八重山採択地区協議会では育鵬社版を選定・答申。石垣市と与那国町は答申通り育鵬社版を採択。一方、竹富町はこれを拒否し東京書籍版を採択した。

☆育鵬社はフジサンケイグループの出版社・扶桑社の子会社。

育鵬社採択、目立つ教師らの妨害 メディアも糾弾キャンペーン 
2011.9.2 21:19 MSN・サンケイニュース

 今回の採択では育鵬社や自由社などをねらい撃ちした採択妨害が各地で繰り広げられた。

 ■議事かき回し

 全国最大の採択区の横浜市はじめ神奈川県では在日韓国人らが暗躍。大韓民国民団(民団)が県内全市町村議会に要望書を出し、小田原市議会が民団の陳情を踏まえ自治体の意思として両社の不採択を求めた。
 
横浜市や藤沢市などの教委には連日、左翼グループらが押しかけた。藤沢市では採択当日もやじで議事をかき回し、横浜市では反対運動を多くのメディアが肯定的に報じるという相変わらずの光景が繰り返された。こうした圧力から両社の採択を避けた自治体も多く、広島県呉市などのように公表自体を遅らせた自治体もあった。

 東大阪市では教科書を調べ資料作りをするはずの審議会が“1次選考”する絞り込みが長年続いていた。審議会には多数の教師が集いふるいをかける。外された教科書は“審議”すらされなくなるため、本来、教育委員が持つ採択権を縛ることになるとして文部科学省も禁じている。

 ■順位付け廃止

 沖縄県石垣市や与那国町、竹富町からなる八重山採択地区協議会でも、教師が希望教科書をランク付けする順位付けが残っていた。順位付けも文科省が禁止し、協議会側が廃止した。ところが、これが「戦争賛美の教科書を採択する布石だ」「教師の意見を排除するのは民主主義に反する」などと批判された。

「教育委員は公選された首長に推薦され、議会の承認を経て任命された民主的手続を経た存在。こうした手続を全く経ていない教職員や外部勢力が教科書選びに口出しするのはおかしい。それこそ教育委員会制度の否定だ」(教委関係者)という立場はかき消された。

 沖縄県では地元メディアが連日糾弾キャンペーンを展開。県教委がこれに沿って協議会に採択延期を求める「介入劇」も起きた。

 ■公開討論会も

 一方で今採択では、内容本位の民主的採択を模索する取り組みも見られた。名古屋市や東京で開催された教科書採択の公開討論会だ。

 公開討論会への参加に既存の教科書会社は消極的なうえ、静かな採択環境をいかに確立するかといった課題もあるが、「公開討論会は教科書選びを内容本位に変えていく貴重な機会」と期待する向きもある。

八重山教科書:県民集会 一本化要求
2011年11月24日 09時49分 沖縄タイムス

 八重山地区の中学校公民教科書採択をめぐる問題で、「9月8日八重山全教育委員協議の決定を認めさせる県民集会」(主催・同実行委員会)が23日、嘉手納町のかでな文化センターであり、同地区から保護者や教育関係者らも駆け付け、1000人(主催者発表)が会場を埋めた。この問題での県民集会は初開催で、参加者は石垣、与那国の両教育委員会が採択した育鵬社版の内容を「偏狭なナショナリズム」と批判。全教育委員が選んだ東京書籍版への一本化と、「竹富町は無償対象外」とした中川正春文部科学大臣の発言撤回を求めた。

 文科省が県に求めた一本化の期限が今月末に迫っている。竹富町の「町の子どもに真理を教える教科書採択を求める会」の仲村貞子代表世話人(82)は、「竹富だけ有償なのはおかしい。子どもたちのため絶対に許してはいけない」と語気を強めた。

 与那国町の保護者、稲川宏二さん(45)は「(与那国島への)自衛隊配備と教科書問題は密接に関係している。反対でも声を上げられない人がかなりいる」とし、賛成・反対の思惑に子どもが巻き込まれる状況を「切なく、やるせない気持ちでいっぱい」と語った。

 石垣市の子どもと教科書を考える八重山住民の会事務局の藤井幸子さん(63)は「2007年の教科書検定問題を闘った沖縄に、育鵬社の教科書を持ち込ませてはいけない」と訴えた。

 石垣市の社会科教員、上原邦夫さんは「育鵬社版教科書を隅まで読みこんだ。こんな教科書では教えられない」。高嶋伸欣琉球大学名誉教授は「文科省包囲網が沖縄を起点に全国に広まりつつある」と運動の広がりに期待した。

 大会は沖教組や高教組、連合沖縄、平和運動センター、9・29県民大会決議を実現させる会など7団体が呼び掛けた。大会声明は育鵬社版教科書について「集団自決で旧日本軍の強制・誘導の事実を完全否定」「表紙の日本地図は沖縄県だけ消され屈辱的」などと批判し、「大臣発言を撤回させ、(東京書籍を採択した)全教育委員協議決定を認めることを強く求める」とした。

 声明文は24日、文科省、県議会、県と八重山3市町の各教委に送付する。
 
2011年11月24日 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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TPPの決まり方は日本の政治の形骸化を示す
 
賛否どちらの側にも不満を残した「TPP」は、
何をどう論じて決めるべきだったのか

結びの文章・・

 最後に、メディア、たとえばテレビや新聞に一番期待したい役割は、「TPP(交渉)参加」の実質的な決定者をあぶり出し、議論の場に引っ張り出すことだった。前週の拙稿にも書いたように、方針としての「TPP参加」は、実質的には、菅内閣時代がすでに決まっていた。

 実際のところ、これは誰が決めたのか、国民はぜひ知るべきだ。霞ヶ関の誰かだったのか、それともアメリカの誰かであったのか。実質的な決定者に迫ることができればより望ましいし、それが不可能なら、TPPに関係する関係官庁の各部局の責任者を、質疑や討論の場に引っ張り出すことのメリットが大きかったはずだ。

 多くの国会議員や学者よりは、彼らの方が情報を持っているだろうから、情報提供としても有意義だったはずだ。

 そして、現代日本の最大の問題は、物事の実質的な決定者が表に出ずにいて、「決定」と「責任」が乖離していること、加えて、「決定」に国民の意思を反映させる手続きが形骸化していることだ。

「消費税」「年金」といった今後の他の重要問題も、このようなプロセスで決まるのでは堪らない。

全文はこちら

TPP参加の意向表明に至った「野田プロセス」の嫌な感じ
こちら

☆野田さんの人生の目標は「国会議員」になることだった。

その目標を達成するために一年365日、誰も聞いてくれず、誰も振り向かなくとも、JRの地元駅前で辻説法を続けた。

彼の自らのキャッチフレーズ「駅前留学はNOVA、駅前演説はNODA」がそれだ。

国会議員になり、思いがけない巡りあわせで首相の座を射止めてしまった彼の、今の目標は誰よりも長く首相のポジションに座り続けることだ。

そのための手段は「首相の着ぐるみ」に徹することだ。

野田さんの顔をつけた着ぐるみの中には、官僚の勝 栄二郎・財務省事務次官が入っているとか。

その故か野田さんを「カツの衣のような首相」と呼ぶべきと言う人もいる。

「衣」がくにたみに政策の説明が出来るとは思えない。
 
2011年11月24日 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
今日の気になるネット情報 / 日本社会の仕組み改良 |
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東北・関東の放射線量 23日
 
11月23日 17時37分 NHKニュース

23日、東北地方と関東地方の各地で計測された屋外の放射線量です。文部科学省や各自治体によりますと、23日の午前8時から9時までに計測された放射線量は次のとおりです。

福島県では、いずれも午前9時の時点で、福島市で0.97マイクロシーベルト、郡山市で0.8マイクロシーベルト、南相馬市で0.42マイクロシーベルト、白河市で0.42マイクロシーベルト、いわき市で0.17マイクロシーベルト、会津若松市で0.13マイクロシーベルト、南会津町で0.07マイクロシーベルトと、いずれも震災前の通常の値より高い放射線量を計測しました。

また、仙台市では0.057マイクロシーベルト、茨城県では、北茨城市で0.133マイクロシーベルト、水戸市で0.08マイクロシーベルトで、いずれも震災前より高い放射線量が計測されましたが、ほとんどの地点で横ばいの状態が続いています。

青森市、盛岡市、秋田市、山形市、宇都宮市、前橋市、さいたま市、東京・新宿区、千葉県市原市、神奈川県茅ヶ崎市では、震災前より高い放射線量は計測されていません。
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新聞・テレビ・雑誌から / 東日本大震災・原発 |
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原子力ムラの御用学者たちは一歩も引かない
 
エネルギー関連有識者会議続報
架空の未来を前提とした議論で溝埋まらず

一部引用・・

 今週もエネルギー政策に関連した識者の委員会が2つ開催されたが、相変わらず原発推進派と脱原発派の間の溝は埋まっていない。
脱原発や発送電分離を主張する識者たちが現実的な数字を前提とする議論を主張するのに対し、原発推進派が福島の事故は異例中の異例のものなので、これを前提に原発コストを算出することに反対しているからだ。

 今週15日には、エネルギー環境会議のコスト等小委員会の第4回目の会合が開催され、原発のコストが議論されたが、原発推進派の山名元京都大学教授らが核燃料サイクルが機能していることを前提とした議論を展開していることに対し、立命館大学の大島堅一教授が異論を呈するなど、相変わらず議論の前提が咬み合わない状態が続いている。

 また、今回の福島第一原発の事故の損害額の算定をめぐっても、すでに確定している金額だけをコストに含めることを主張する推進派に対して、将来確実に生じる損害の推定額も含めるべきとする慎重派の対立は依然、解消していない。

全文はこちら
 
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北海道新聞は道警と手打ちをしてしまった。
 
メディアが権力に屈する時

一部引用・・

 北海道警察の裏金問題を追及し、数々のジャーナリズム賞を受賞してきた道新のエース・高田昌幸氏が、この6月、北海道新聞を退職した。高田氏は退職の理由をあくまで一身上の都合としているが、一度は警察の不正を徹底的に追及していたはずの道新が、やがて警察と手打ちを行い、攻めの姿勢を失っていったことに対する落胆を、高田氏は隠そうとしない。

 道警裏金事件とは、架空の捜査協力者に対する謝礼を報償費として計上し、それをプールした資金を幹部らが私的に流用していた事件で、その金額は道警だけで少なくとも4億5千万円にのぼるとみられている。捜査を口実に国民の税金を騙し取る、悪質な横領行為に他ならない。

当時、北海道以外でも、全国の警察で裏金がプールされていたことが明らかになっていたが、その中でも道新の道警に対する追及は厳しく、2003年11月に裏金問題が発覚してから、道警がその存在を認めるまでの約1年の間、道警の裏金問題は道新の紙面を飾り続けた。その間、道新が裏金問題を扱った記事の数は1000本にのぼると高田氏は言う。

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