安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ハーブ・エリス THE MIDNIGHT ROLL

2008-01-29 21:29:02 | ギター

このところ長野市では寒い朝が続き、朝食もパンに目玉焼きといったメニューがほぼ毎日続いています。いささか飽きたので、いつもの食パンにかわり、せめて明日の朝はロールパンにしようとコンビニで買ってきました。パンといえばアビ・レーンの「Be Mine Tonight」が頭に浮かびますが、今夜はハーブ・エリスのジャムセッション風のアルバムにしてみました。

HERB ELLIS (ハーブ・エリス)
THE MIDNIGHT ROLL (EPIC 1962年録音)

 The_midnight_roll_herb_ellis

集まった中間派からモダン初期のプレイヤーたちの職人芸的なプレイに酔いしれるアルバムです。ハーブ・エリスは70年代にコンコードレーベルに録音した作品で再評価されました。また、オスカー・ピーターソン・グループでの演奏によっても知られています。

メンバーの顔ぶれは、スインギーで楽しい演奏をするのにぴったりです。エリス(g)、ロイ・エルドリッジ(tp)、バディ・テイト(ts)、レイ・ブライアンント(p)、イスラエル・クロスビー(b)、ガス・ジョンソン(ds)らで、3回に分けた録音を収録してあります。

曲目は、「Broadway」、「Old Folks」、「Things ain't What They Used to Be」(昔はよかったね)、「Willow Weep for Me」、「It Don't Mean a Thing」などです。エリスのシングル・ラインが特に「Willow Weep for Me」で冴えています。サイドメンは、レイ・ブライアントとバディ・テイトがグルービーです。刺激的なところはありませんが、最初から最後まで安心して寛いで聴いていられます。

ロール・パンと一緒に買ってきた500mlのビールも飲み干しました。ホームページに、アルヴィン・クイーン(ドラムス)を掲載しました。時間があればご覧ください。
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